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管理人の柿門です。(｡･(ｴ)･｡)ﾉ
今回は、「韓国 女流棋聖戦 第２局（2024年12月9日）」をご紹介いたします。
湯飲み格言「利かしにきたら利かせ」
韓国 女流棋聖戦
仲邑 菫さん（15才）が、武者修行で今年3月に韓国棋院に移籍して、早くもメジャータイトル戦に挑戦です。
韓国の女流棋聖戦にて、現在女流世界一の崔精（チェ・ジョン）九段との三番勝負です。
女流棋聖戦は、優勝賞金5000万ウォン（約550万円）で韓国で賞金額が最も高いタイトル戦です。
本日（2024年12月9日）第２局が行われました。
タイトルが目前でした。
世界一の崔精さんをダウン寸前まで追い詰めました。
しかし、秒読みに追われる中、痛恨の逆転負けを喫してしまいました。
対局のなか涙をこらえていたとのツイートもありました。
まだまだ、三番勝負の１勝１敗です。
それでは、悔しい第２局をご紹介いたします。
韓国 女流棋聖戦 三番勝負 第２局
持ち時間：各１時間、秒読み40秒、３回
黒：仲邑菫（三段）、白：崔精（九段）
黒：仲邑菫、白：崔精
序盤は、白が地合いで先行致しました。
白80二間ビラキまでの絶芸（最強AI）の評価値は、黒19.0％でした。
中央と右上隅の黒模様がどのくらいまとまるかが勝負となり、白が分かりやすい局面となりました。
白112と連絡した手が評価値を落とし、評価値がほぼ互角となりました。
そして、白126のハサミツケが悪手で、黒91.0％の評価値となりました。
その後は安全運転で、黒の勝利は目前でした。
黒207が敗着でしょう。
左上隅の一線のハネツギが、ほぼ両先手で大きなところでした。
絶芸の参考図
黒207の絶芸の参考図：黒１～白10
黒207の絶芸の参考図：黒１～白10
実戦の黒207で、絶芸先生は上図の黒１を示しました。
以下、白10まで。
もしくは、右辺の一線のハネ（T12）から、左上のハネツギでもよかったと思います。
秒読みに追われていたとはいえ、痛恨の一着となりました。
この碁は、269手まで打たれ、白番の崔精さんの２目半勝ちとなっております。
まだまだ、１勝１敗です。
注目の最終の第３局は、明日行われます。
リセットして、がんばってほしいものです。
すみれさん、がんばれ～
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