囲碁格言

囲碁の格言は、囲碁においての戒めや教訓を短くまとめたものです。囲碁を打つうえでの考え方がうまくまとめられておりますので、それらの意味を理解し、実践することが囲碁上達の近道であると私は考えております。

あ行 厚みに近寄るな

   アタリアタリはヘボ碁の見本

   アキ三角は愚形の見本

   厚みを地にするべからず

   厚みに押し付けろ

   厚みは攻めに使え

   一間トビに悪手なし

   板六の活き

   一合マスはコウと知れ

   石はからんで攻める

   いたちのハラヅケ

   一にアキ隅、二にシマリ(カカリ)

   犬の顔・馬の顔

   岡目八目

   追うはケイマ、逃げるは一間

   大場より急場

   重くして攻めよ

   大石死なず


か行 亀の甲60目

   カス石逃げるべからず

   カカリは広いほうから

   勝ち碁を勝ちきる難しさ

   カラんで攻めよ

   切りちがい一方ノビよ

   切ったほうを取れ

   車のあと押しヘボ碁の見本

   クシ形の活き形

   消しは肩ツキ

   消しはボウシ

   ケイマにツケコシ

   ケイマにツケコシ切るべからず

   ケイマのツキ出し悪手の見本

   コスミツケには立つ


さ行 サルスベリ8目

   三3・四5・五8・六12(中手の攻め合いの手数)

   三手ヨセコウ、コウにあらず

   左右同型中央に手あり

   三目の真ん中

   サバキはツケから

   サカレ形は悪形

   死はハネにあり

   シチョウ知らずに碁を打つな

   初碁にコウなし

   シマリの両翼理想なり

   陣笠は愚形の見本

   スソアキ囲うべからず

   隅の急所は2の一、2の二

   隅のマガリ四目は死に

   隅の六死八生

   攻めはケイマ

   攻める石にツケるな

   攻め合いのコウは最後に取れ

   攻め合いは外から詰めろ

   攻めながら地を取れ

   攻めの基本はカラミとモタレ

   攻めは分断から

   損コウ打って碁に負ける


た行 断点をノゾクな

   ダメの詰まりは身の詰まり

   タケフの両ノゾキ(悪形)

   ツケコシ切るべからず

   ツケにはハネよハネにはノビよ

   強い方にツケよ

   手拍子に打つことなかれ

   手数を詰めるホウリコミ

   敵の急所はわが急所

   手抜きから考えよ

   取ろう取ろうは取られのもと

   取りたいほうの逆をキレ

   共に打ちたい両先手


な行 生ノゾキは悪手

   二線は敗線

   2の一に妙手あり

   二目の頭は見ずハネよ

   二目にして捨てよ

   二立三析(にりつさんせき)

   二線のハネツギ6目

   逃げは一間

   二段バネ覚えて初段間近なり

   ノゾキにツガぬ馬鹿はなし


は行 へたな考え休むに似たり

   ヘボ碁にダメなし

   へぼコスミ

   ポンヌキ30目

   ボウシにケイマ

   広い方からオサえる


ま行 負け碁の打ちやすさ

   むやみにアテるな

   無用のダメは詰めるべからず

   名人に定石なし

   眼あり眼なしは唐(カラ)の攻め合い

   モタレて攻めよ


や行 ゆずってはならない模様の争点

   四隅取られて碁を打つな

   弱い石にツケるな

   弱い石から動け

   ヨセは二線から

   ヨセは両先手、片先手、後手の順


ら行 両コウ三年のわずらい

   両バネ一手延び

   両先手ゆずるべからず

   両ガカリ、強いほうにツケよ

   両ゲイマ逃すべからず

   六死八生


わ行 ワタリ8目大ザル9目


(。・(エ)・。)ノ

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囲碁とは黒と白が交互に打って、自分の陣地の大きさを競うゲームであります。碁盤の目は361あり、黒白交互に打つと10の360乗ものパターンがあり、無限の世界と言われております。また、囲碁は、礼節を重んじ、礼に始まり礼に終わる競技でもあります。私はネット碁を楽しんでおりますが、ネット碁のおかげで囲碁は世界中に広まり、世界中で楽しまれるようになりました。囲碁に国境はありません。そんな囲碁の魅力や楽しさを少しでも伝えることができればと考えております。

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