ルール

*囲碁の7つの基本ルール
1.黒と白が交互に打つ
2.陣地が多い方が勝ち
3.囲めば取れる
4.取られるところは打てない
5.二眼(にがん)で生きる
6.打ちたいところがなくなったらパス
7.コウ

囲碁の7つの基本ルール


1.黒と白が交互に打つ

囲碁は、2人でやるゲームで、それぞれが黒石と白石を順番に碁盤に置いていきます。
碁盤に石を置くことを「打つ」と言います。
石を置く場所は、碁盤のタテ線とヨコ線の交わっている所(交差点のイメージ)です。
1度置いた石は動かすことはできません。


棋譜再生

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たぬさん
線と線が交わってるところに黒白と順番に打つんだね。


ぱんさん
そうそう。碁盤のはしっこにも打てるよ。





1-1.ツギとキリ



棋譜再生

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(左図)
十字に石が並んでいます。
黒はタテ1本にツナがっています。
白は左右に分断されています。
碁盤の真ん中(G7)の黒石が白石をキッて(切断して)います。
黒は、とても強い石です。一方白は、左右に弱い石を抱えて苦戦は必至です。

(右図)
逆に白がヨコ1本にツナがっています。
黒は上下に分断されています。
碁盤の真ん中(G7)の白石が黒石をキッて(切断して)います。
こちらは、白がとても強い石となり、黒は上下に弱い石を抱えて苦戦は必至です。


棋譜再生

棋譜再生

(左図)
有名な定石の途中です。
ツギまたはキリが入る個所を考えてみましょう。

(右図)(棋譜再生
黒1がツギです。
ここに黒が打つことにより、黒3子がしっかりとツナがり、黒石はとても強い石になりました。

黒5がキリです。
ここに黒に打たれることにより、白は分断され、とても弱い石になりました。
このようにツグ個所またキレる個所を確認することは、囲碁において非常に大切なこととなります。


*ツギ(連絡)とキリ(切断)
つながる(連絡する)ことをツギ、ツグ、ツナぐ、ツナギと言います。
切る(切断する)ことをキリ、キルといいます。

ツナがると強い石になり、キラれると弱い石になります。
ツギは、囲碁の重要な技術であり、自分の石が攻められないように自分の石の連絡を確認することは、とても大切なことになります。

2.陣地が多いほうが勝ち

終局後、お互いの陣地(囲ったところ)を計算して、陣地(囲ったところ)が多い方が勝ちです。
下の左図をご覧ください。左側が黒の陣地、右側が白の陣地です。
数える時は、掛け算するのが良いです。
石が打てる交差点の数を数えます。

下の左図の地の数え方は、次のとおりです。
黒:4×9=36目(もく) 白:3×9=27目(もく)
よって、黒の9目勝ちとなります。
このように1陣地を1目(もく)と言います。
また、囲った陣地を「地(じ)」と言います。

下の右図は、黒白とも囲っ陣地(地)が2か所あります。
それぞれを足します。
黒:(4×4)+(4×3-2)=26目
白:(3×4)+(3×3-1)=20目
よって、黒の6目勝ちとなります。


棋譜再生

棋譜再生


たぬさん
囲ったところが多い方が勝ちなんだ。


ぱんさん
そうです。囲碁は地(陣地の数)を競うゲームです。





3.囲めば取れる

囲碁は囲ったところが多い方が勝ちだとご説明いたしましたが、囲碁は囲いあいだけのゲームではありません。
それだけであれば、単調なつまらないゲームとなってしまいます。
囲碁は相手の石を囲めば、相手の石を取ることができます。
この「石を取る」ことが、囲碁の醍醐味であります。

取った相手の石は、最終的に相手の陣地(地(じ))に埋めることができます。
つまり、取った石は、相手の陣地(地(じ))を減らす効果があるのです。
この「石を取る」というルールが囲碁というゲームを奥が深いものとしています。
それでは、次の図で、石の取り方を見てみましょう。


棋譜再生

棋譜再生

(左図)(棋譜再生
黒1と打つことにより、白を1個(1子)取れます。白のタテ線とヨコ線をすべて、ふさぐことで取れます。
黒3と打つことにより、白を1個(1子)取れます。白のタテ線とヨコ線をすべて、ふさぐことで取れます。
黒5と打つことにより、白を1個(1子)取れます。白のタテ線とヨコ線をすべて、ふさぐことで取れます。
囲碁では、1個を1子(いっし)と言います。2個は2子(にし)です。

(右図)(棋譜再生
黒1と打つことにより、白3子取れます。
黒3と打つことにより、白5子取れます。
黒5と打つことにより、白4子取れます。
黒7と打つことにより、白3子取れます。
これらも白のタテ線とヨコ線をすべて、ふさいでることをご確認ください。

石は、タテ線とヨコ線に進みます。
タテ線とヨコ線をすべてふさがれると石は呼吸できなくなり、取られてしまいます。

また、あと一手で取られる状態を「アタリ」と言います。
将棋の「王手」と雰囲気は似ています。
将棋は王様を取られると終わりなので、「王手」が絶対的なものであることに対し、囲碁の「アタリ」はそうではありません。
わざと取らせる(石を捨てる)こともあります。

棋譜再生していただけますとご覧になれますが、石は取られると、盤上から無くなってしまいます。
取られた石を「アゲハマ」と言います。
最終的に相手の地(陣地)にアゲハマ(取った石)を埋めることで相手の地(陣地)を減らす効果があります。
石を取ることは、地を増やす事と同じ効果、もしくはそれ以上の効果があります。

3-1.囲碁は相手を攻めるゲーム


囲碁とは、相手の石を取る(攻める)ゲームとも言えます。


たぬさん
石を取ることは、自分の得点になるんだね。


ぱんさん
そうです。囲碁は、相手の石を攻める事により得をし
最終的に地を競うゲームなのです。






4.取られるところは打てない

囲碁には、ルール上、打ってはいけない地点があります。
それは、下の図の×のところです。


(左図・右図)
×のところには、白は打てません。
即、取られるところ(タテ線、ヨコ線がすべてふさがれているところ)には打てないのです。
この打てない地点を「着手禁止点」と言います。
白1は、打てます。
白1と打つことは可能ですが、最終的に取られるので、損をするだけです。

たぬさん
打ってはいけないところもあるんだね。


ぱんさん
そうです。それが、着手禁止点です。
この着手禁止点を利用して、相手の石を取る高級な技(手筋)もあります。






4-1.取れるところは打てる


囲碁のルールで、着手禁止点とコウ(コウについては、後ほどご説明いたします。)が、わかりづらく、最初の難関だと思われます。
実際に着手禁止点とまぎらわしい図で、違いを見ていきましょう。


棋譜再生

(左図)
左図の×が、白の着手禁止点です。(注:黒は、打てます。)
したがって、左図では、白は×のところに打てません。

(右図)
形は似ていますが、白1と打つことにより、黒2子を取ることができます。
棋譜再生でご確認ください。)
取れるところは、打てます。
この左図と右図の違いが最初の難関だと思われますので、しっかりと違いを確認しましょう。
ではもう少し、「取れるところは打てる」の図を見ていきましょう。


棋譜再生

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右図のように白1で黒2子を取ることができるので、白1は打てます。
また、この形は、黒2と白を取り返すことができる面白い形です。(棋譜再生
自分の石を取らせて、相手の石を取る、「ウッテガエシ」という技(手筋)もあります。
まさに「肉を切らせて骨を断つ」囲碁における必殺技です。

右図の白3で、黒3子を取ることができるので、白3は打てます。
「取れるところは打てる。」
をしっかりと確認いたしましょう。

たぬさん
相手の石を取れるとうれしいね。


ぱんさん
そうそう。ウッテガエシの手筋を覚えたときは感動しましたよ。





5.二眼(にがん)で生きる

自分の地(陣地)に眼(部屋)が2つ以上あれば生きていると言えます。
1つしかないと取られてしまいます。
具体的に見ていきましょう。


棋譜再生

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(左図)
白は2眼あります。(2つ部屋があります。)
どちらも着手禁止点なので、黒は打つことができません。
つまり、この白は生きています。

(右図)
最初に棋譜再生でご覧ください。(自動再生にチェックで再生します)
3目の地に見えますが、黒1と3目の真ん中に打たれると白は2眼作ることができなくなります。
(2つの部屋を作れなくなります。)
つまり、白は取られてしまいます。
白が先に白1と打つと左図と同じになり、白は取られることなく、生きることができます。

囲碁において、この生き死にの確認は、とても大切です。
この生き死にの確認を出来る出来ないが、囲碁の実力の差となって表れます。
下の図で、白の生き方を確認していきましょう。


棋譜再生

棋譜再生

(左図:問題)
隅の4か所の白は、それぞれ、まだ、2眼がありません。
このままでは、黒に取られてしまいます。

白先生き:4か所の白それぞれに2眼を作ってください。

(右図:回答)
白1、3、5、7で、それぞれ2つの部屋ができました。
これらが、2眼の生きです。
大切なところなので、もう少し見てみましょう。



棋譜再生

棋譜再生

(左図:問題)
白は、まだ、2眼できていません。
このままでは、取られてしまいます。
白先:次の一手で、しっかりと2眼を作って、取られないように生きてください。

(右図:回答)
白1で、2眼の生きです。
逆に黒にここを打たれると白は死んでしまいます。
非常に大切なところなので、もう一題、見てみましょう。



棋譜再生

棋譜再生

(左図:問題)
白は、まだ、2眼できていません。
このままでは、取られてしまいます。
白先:次の一手で、しっかりと2眼を作って、取られないように生きてください。

(右図:回答)
白1で、2眼の生きです。
逆に黒にここを打たれると白は死んでしまいます。


*2眼の生きとは
1眼しか無ければ囲めば取れます。
2眼の生きとは、2つの着手禁止点を作ることでもあります。
黒は、着手禁止点であるため、打つことができないのです。
つまり、白は生きているということになるのです。


たぬさん
眼が2つあれば生きだね。
眼が1つだと死んでしまうんだ。


ぱんさん
そうそう。スペースが6つあっても2眼を作れないこともあるんだよ。





6.打ちたいところがなくなったらパス

自分の地(陣地)に自分の石を打ったら自分の地(陣地)が1目減りますので、当然、そんなことはしません。(日本ルール)
下図は、自分の陣地だけになり、打つところが見当たりません。


棋譜再生

棋譜再生

お互いに自分の地(陣地)だけになってしまいました。
自分の地に打ったら、自分の地が1目減ります。
相手の地に打ったら、相手の地が1目増えます。
これ以上打てる場所がありませんので、これにて、終局となります。

パンダネットであれば、ここでパスをします。お相手もパスをします。
パスが3回続いたら、終局となり、地の計算をします。
ネット碁では、自動で計算して、勝ち負けの結果表示までしてくれるので非常に楽ちんです。

リアル碁では、実際に地を計算して、お互いに計算結果を報告して、勝ち負けを確認します。
自分が黒番であれば、お相手の白の地を計算します。

(左図)
では、実際に左図の地を計算してみましょう。
黒地は2か所ありますので、それを足します。
黒は、3×6+2=20目です。

次に白地を計算します。
これは、9路盤なので、タテヨコ9つあり、タテヨコが交わってる個所が1つあります。
白は9×2-1+2=19目です。
よって、黒の1目勝ちです。
このように番が小さければ、いち、に、さん、と1つ1つ数えても問題はありません。

(右図)
次に右図をご覧ください。
(左図)に比べ、白地に黒石が3子あり、黒地に白石が3子ありますが、これらは死に石です。
取り上げて相手の地を埋めることになります。

黒地は、20目-3目=17目となります。
白地は、19目-3目=16目となります。
よって、黒の1目勝ちです。

リアル碁の終局は、最初はとても分かりづらいですが、対局を数こなす事で、慣れていくかと思います。
終局に関してはネット碁の方が楽ですので、入門時はネット碁をおすすめします。


6-1.ダメ(駄目)


ダメとは、黒と白の境界線で、どちらの地にもならない地点(1目の価値もない地点)を指します。
下図をご覧ください。


(左図)
×の3地点がダメです。
お互いに価値がない場所です。

(右図)
記号はありませんが、ダメは7地点ありますので、ご確認ください。
ダメを埋める時も、白黒交互に打ちます。
右図の注意点は、ダメ詰めのときに、黒3子、白3子が取られないように(切断されないように気をつけて)ダメを詰めることです。


*終局の順序
日本棋院のサイトより、終局の順序は、次のとおりです。
1.終局の合意
2.手入れ、ダメ詰め
3.死石の除去
4.整地(計算しやすいように地の形を整えること)
5.地の計算


尚、パンダネットでは、最初に2の「手入れ」を行います。
「手入れ」とは、最終的にダメが詰まった時にアタリになる所をツナぐことです。

その後、パスが3回続けば、上記1の終局の合意とみなし、3の「石の除去」を行います。
「石の除去」とは、死に石を取り上げる(アゲハマになる)ことです。
パンダネットでは、この時、死に石が×表示に変わりますので、その×をクリックすることで、死に石をとりあげる(アゲハマになる)ことになります。

次に「地合い計算ボタン」を押します。
自動的に勝敗結果が表示され、確認したら、「確定⁄確定依頼ボタン」を押します。
それで終わりです。

ネット碁では、以下の作業は不要となります。
2.ダメ詰め
4.整地
5.地の計算

リアル碁の「整地」と「地の計算」は、慣れるまでに、時間がかかりますので、最初はネット碁をおすすめいたします。

たぬさん
1目の価値もないところをダメと言うんだね。


ぱんさん
そうそう。日常で使うダメは、この囲碁用語から転じたものなんだよ。




たぬさん
碁石の白はハマグリで出来ているんだよ。


ぱんさん
そうそう。それを碁筒のフタに上げるので「アゲハマ」って言うんだよ。





6-2.死に石とは


*死に石とは
抵抗しても助からない事実上取られている石のことを「死に石」といいます。



棋譜再生

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(左図)
黒地にある白□が「死に石」です。
白地にある黒□が「死に石」です。
敵に囲まれていて、味方の石と連絡することができず、2眼を作ることもできない石は「死に石」となります。
終局したら、この状態で、取り上げていいこと(アゲハマになる)になっています。

整地していないので、わかりづらいのですが、計算しますと、
黒地は、26目あります。
白地は、23目あります。
それぞれ死に石が1つあるので、
黒地は、26目ー1目=25目
白地は、23目ー1目=22目
結果は、黒の3目勝ちとなります。

(右図)
右図は、左図と比較すると、(F3)に黒石がありません。
そこに白1と打たれたら、黒は、黒2と取らなくてはいけません。
左図は、死に石として、そのまま白を取れましたが、右図は、黒2と取り切らないと逆に白に取られてしまいます。
この違いをしっかりと、ご確認ください。


7.コウ

アタリの石を連続して取ることができないようにしたのがコウのルールです。
なぜなら、永久に終わらなくなるからです。


棋譜再生

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(左図)
これが、コウの形です。
黒1と取った時、この黒1がアタリになっています。
もし、白がこの黒1を連続して取れると、これを白黒共にくり返すことになり、未来永劫、碁が終わりません。
この黒1を白が連続して、取れないようにしたのが、コウのルールです。
白がこの黒1を取るには、一手他の場所に打つ必要があります。

(右図)
白2と別の所に打ち、黒3と受けてもらえれば、白4とコウを取り返すことができます。
黒も黒5と打ち、白6と受けてもらえば、黒7でコウを取り返すことができます。
もちろん、黒は、白2に対して受けずに黒4とコウを解消してもかまいません。
黒3と受けるかコウを解消するかの判断は、全局的な形勢判断となることから非常に難しいものになります。
このコウのルールによって、囲碁は、より一層複雑なゲームとなりました。


棋譜再生

棋譜再生

(左図)
どちらもコウの形です。

(右図:左下)
黒1とコウになります。
白は連続して取れないので、他に1度打ってから(コウダテをしてから)取ることになります。

(右図:右上)
白2とコウになります。
黒は連続して取れないので、他に1度打ってから(コウダテをしてから)取ることになります。

もう1つコウを見てみましょう。


棋譜再生

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(左図)
コウの形がたくさんあります。
どこがコウでしょうか?
目がなれるまで、コウを見分けるのは、難しいかもしれません。

(右図)(棋譜再生)でご覧ください。
白1とコウになります。黒はコウ争いせずに黒2とツギました。
これをコウを謝るといいます。
白3に黒は、また黒4とコウを謝りました。
白5,白7にも黒は、謝りました。
白は、白9とコウをツナぎました。
黒10のコウ取りに白は11とツナぎ、黒も12、白も13とツナぎ終局となりました。

繰り返しになりますが、連続して取れないのがコウのルールです。
一局の碁で、コウが現れないことは、ほとんどないので、コウのルールはしっかりと理解しましょう。


トッププロと呼ばれるような強い棋士は、みな、コウを得意としております。
対して、アマチュアのほとんどの方がコウを苦手としております。
その理由は、コウが絡むと局面が複雑になり、相当なレベルの形勢判断とヨミの力が必要になってくるからであります。


たぬさん
コウを取るために他に打って、相手に受けさせる手のことを
コウ材またはコウダテって言うんだ。


ぱんさん
そうそう。コウダテを受けずにコウをツグことを
コウを解消するって言うんだよ。





 

たぬさん
以上、7つの基本ルールを理解すれば、碁を打てるね。
すぐにやってみたいけど相手がいないや。


ぱんさん
そうそう。近くに教えてくれる人がいないと
ここから先に進めない人が多いのも事実なんだよ。




たぬさん
そうなの?ぼくもそうなりそうだな~
どうしよう? どうしよう?


ぱんさん
とりあえず、もっともっとルールの理解を深めようよ。
囲碁であそぼ!」は、無料のアプリなんだ。
楽しく囲碁を覚えられるうえに対局もできるよ。やってみて!
みなさんにも「囲碁であそぼ!」で、もっともっと囲碁を知って欲しいな。








囲碁のマナー(礼儀作法)


*棋道とは
囲碁(将棋)を極めるための修練の世界を「棋道(きどう)」と言います。
お茶の茶道、お花の華道のように礼儀作法、品位を重んじる心が大切となります。


たぬさん
対局相手に不愉快な気持ちを与えず、
勝負は盤上でフェアに競うということが対局マナーの基本です。


ぱんさん
囲碁は礼に始まり、礼に終わるゲームです。
対局をするときは『お願いします』、
終わったときは『ありがとうございました』
とあいさつしましょう。








1.あいさつ


対局開始時には、一礼、または「お願いします。」とあいさつします。
終局時には、一礼、または「ありがとうございました。」とあいさつします。
パンダネットでは、始まる時と終局時に「あいさつボタン」を押します。
「お願いします。」、「ありがとうございました。」と音声が出ます。
離籍するとき(トイレ等で)には、「失礼します。」と相手に伝えます。
離籍から戻った時には、「失礼しました。」とあいさつをしましょう。

囲碁は、今や世界中で打たれるようになりましたが、日本のマナーまで伝わっているかどうかは、あやしいところであります。
しかし、ぜひとも、世界に伝えるべきものでありますので、日本人が模範となりましょう。



2.対局中のおしゃべり


親しい友人であれば、邪魔にならない程度で許されるかもしれませんが、それ以外のお相手では、むやみに話しかけて、思考の邪魔をするのは、マナー違反だと思います。
「ボヤキ」もなるべく控えるべきだと思います。
ネット碁では、相手に対していやがらせのチャット等がマナー違反にあたります。
私は、1度だけ幽玄の間で日本人から受けたことがあります。
当然、いい気持ちはしませんでした。

また、一度打った石をはがして打ち直すこと(まった)は、マナー違反というより反則ですので、絶対に「まった」はいけません。
パンダネットでは、相手が認めてくれれば「まったあり」です。
ネット碁では、クリックミスがよくあるので、これはこれでしかたがないのかもしれません。



3.潔く負けを認める


投了(途中で負けを認める事)時には、「負けました。」or「ありません。」と言って自分の負けを宣言します。
または、取った石(アゲハマ)を盤上に静かに置くことで、自分の負けを示します。
悔しいからと言って上記を行わずに、席をたったり、盤面の碁石を崩したりすることは、重大なマナー違反となります。
ネット碁では、「投了ボタン」をクリックするだけです。



4.雑音をたてない


碁石でパチパチ、ジャラジャラと音を立てるのもマナー違反です。
歌を歌うとかは、もってのほかです。
ネット碁であれば、この限りではありません。



5.道具を大切に扱う


碁盤の上に、碁筒(碁石の入れ物)、碁石以外の物を置いては絶対にいけません。
コップや湯飲みなどを置くことは、もってのほかです。
机かわりにして、ものを書くのもいけません。
茶器と同じように囲碁の道具は、大切に扱いましょう。



  • 手順は、図の左下にある青文字の「棋譜再生」でご覧いただけます。
  • つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。
  • つぶや棋譜2 Viewer碁盤の下にある「NUM」で手順が表示されます。

  • 最後までご覧いただきありがとうございました。
    よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。

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    囲碁とは黒と白が交互に打って、自分の陣地の大きさを競うゲームであります。碁盤の目は361あり、黒白交互に打つと10の360乗ものパターンがあり、無限の世界と言われております。また、囲碁は、礼節を重んじ、礼に始まり礼に終わる競技でもあります。私はネット碁を楽しんでおりますが、ネット碁のおかげで囲碁は世界中に広まり、世界中で楽しまれるようになりました。囲碁に国境はありません。そんな囲碁の魅力や楽しさを少しでも伝えることができればと考えております。

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