第42期女流本因坊戦第２局（2023年10月16日）

望湖楼自慢の源泉掛け流し天然温泉は、天保14年（1843年）に浅津の六右衛門が東郷湖の底からお湯が沸いているのを見つけたことから始まります。

現在は「はわい温泉」として、県内有数の温泉地として知られておりますが、”湖上に浮かぶ露天風呂”を楽しめるのは国内でも望湖楼だけ。

宿から湖へと結ばれた朱色の桟橋を渡り、薄暮に包まれた絶景と源泉掛け流しの露天風呂があなたの心をときはなす。

山陰八景に数えられる美しい鶴の湖「東郷湖」。

その湖に建つ望湖楼自慢の湖上露天風呂は、開放感にあふれた極上の空間。

古くからかわらぬ湖畔の風景を眺めながら、至福の時をお過ごしいただけます。

アンケート総得票数は５票

先に実施した投票アンケート（応援するのはどっち？）の結果をお知らせいたします。

投票総数：５票

藤沢里菜さんを応援：２票（40.0％）

上野梨紗さんを応援：３票（60.0％）

ご投票していただいた皆様、ありがとうございました。

第１局は、上野梨紗さんが見事な勝利で飾りました。

勢いに乗って、上野梨紗さんの連勝か、はたまた、藤沢里菜さんが雪辱なるのか。

注目の第２局は、16日午前9時に始まり、本日中に勝敗の決着がつきます。

持ち時間は、各４時間。

黒番が藤沢里菜さん、白番が上野梨紗さんであります。

なお、立会人は、山田規三生九段です。

黒：藤沢里菜さん、白：上野梨紗さん

見た目、上辺の黒が窮屈に感じます。

わずかではありますが、ここまでの布石は、白がリードしているようです。

棋譜再生

棋譜再生

白42の三々入りが評価値を10％落としました。

ここで、わずかですが、黒がリードいたしました。

白42では、こちらの定石が良かったと絶芸は示していました。

これで、互角の形勢です。

白80で互角の形勢に

ここまで、黒優勢に進めていましたが、白80の下ハネで形勢は振出しに戻りました。

黒80は、自らダメヅマリに行くように見た目が良くないと思います。

黒80で絶芸は、白80の左（L17）にハネツギを示していました。

敗着は白94

白94のアタリをキカして96と渡れば、黒の大石はアタリです。

当然、黒は、トル一手です。

そうすると、白が先手を取って、急場に向かえました。

実戦は、黒が急場に先着しました。

この差は大きすぎます。

この碁は179手まで打たれ、黒番、藤沢里菜さんの中押し勝ちとなっております。

これで、１勝１敗と勝負は振出しへと戻りました。

注目の第３局は、10月21日に香川県坂出市「坂出グランドホテル」で行われます。

楽しみですね。