こんにちは。こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。
管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「AI先生の置き碁対局その8」をご紹介いたします。
そんな野狐9段に4つ置かせて、ボコボコにするのが、現在のAIの実力です。
野狐囲碁には、絶芸以外にも、いろいろな種類のAIが対局しています。
私は、野狐囲碁に詳しくはないので、詳細は知りませんが、それぞれのAIに実戦を経験させて、研究データの収集をしているのではないかと思っています。
このAIは、4子局のみの対局をしていた面白いAIでしたので、ご紹介いたします。ちなみに絶芸は2子局のみです。
いくらAIが強いといっても、一手一手交互に打つわけですから、置碁のハンデはそうそう、無くなるものではありません。
野狐9段相手にそれをどう縮めていくのか、AIの置き碁対局は、とても勉強になる教材だと私は思っております。
4子局のAI指導碁
堂々の一間トビ
実戦図:白13まで
棋譜再生
実戦図:白13まで
白3といきなりツケてきました。
AIはいろんな手を打ちますので、4子局の序盤の白は、どう打っても良いのかもしれません。
黒12はひよってますね。
とても野狐9段の手とは思えないです。
対して、白13のトビ!
「堂々としちょるのう~」
黒の堅実戦法
実戦図:黒30まで
棋譜再生
実戦図:黒30まで
白13に対して、黒14も固すぎの感がありますが、どうやら、徹底して地で勝ちきろうという作戦のようです。
互先の感覚であれば、黒14でも、黒22でも、左辺にドカンと打ち込みます。
白23と囲ったところへ黒24とキカシにきました。
黒は「そのくらいであれば、左辺は地にさせてあげるよ」と言っています。
黒30と最後の大場にまわり、約40目ほどの黒リードであります。
ここから、AIがどう追い込んでいくのか、楽しみになって来ました。
見た目以上のコスミ
実戦図:白33まで
棋譜再生
実戦図:白33まで
白31のコスミは、見た目以上に大きいようです。
この三々入り定石からのコスミは、打てる余裕があったら、打つことをお勧めいたします。
逆に黒から打たれるとうっとうしいのです。
黒32と下辺を構えたところで、AIは、白33とこから手をツケてきました。
ここから追い込む白
実戦図:白43まで
棋譜再生
実戦図:白43まで
下辺を少しへこませて、白41のツケから、白43と右上隅にカカッていきました。
誰でも打てそうな手です。
これで、追い込むことができるのでしょうか?
AIの一手(無料のAIソフト)の評価は、黒が約32目ほどのリードとなっております。
実戦図:黒62まで
棋譜再生
実戦図:黒62まで
黒は58のハネツギを決め、黒62と二間にヒラキました。
黒は弱徹底して固く打っているので、弱いい石もありません。
黒62は勝ちました宣言のように感じられます。
AIの一手の評価は、黒が約29目のリードとなっております。
あっという間に白地出現
実戦図:黒100まで
棋譜再生
実戦図:黒100まで
まずは、白63のカタツキから上辺を厚くします。
続いて、白71から白77まで下辺に壁を作り、一気に中央が白模様になってしまいました。
これは驚き桃ノ木であります。
黒もあわてて、黒78と消しにいきますが、白81から黒を分断し、白93まで左辺が大きくまとまってしまいました。
黒100までのAIの一手の評価値は、黒が約15目のリードとなっております。
AIがギアを一気に上げました。
黒、わずかに及ばず
実戦図:白161まで
実戦図:白161まで
野狐9段氏もヨセは相当に上手いとは思いますが、AIは間違ることがありません。
白161まで白が約1目リードと逆転しております。
この碁は、197手まで打たれ、白の1目半勝ちとなっております。
あれだけ、固く打っても、逆転されるとは、信じられないのですが現実です。
AIを使って検討
黒126の変化図
黒126の変化図
実戦の黒126を参考図の黒1からキカして、黒5とこちらからアテる手をAIの一手(無料のAIソフト)は示しておりました。
この参考図で、黒が約5目のリードとなっております。
時を巻き戻して、黒102のキリで、P15にアタリしたら、次が両アタリで2目が取れますので、そちらの方が良かったかもしれません。
惜しい一局でありました。
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大切に読ませていただきます。