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管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「本因坊道策のハメ手」をご紹介いたします。
本因坊道策先生
本因坊道策は、約350年前の棋士でありますが、史上最強の棋士とも言われております。
また、手割の考え方や段位制(1段差のハンデは半子)を確立したことが評価されております。名人に対して八段は先相先、七段は定先、六段は先二、等々です。
それ以前は、手合いのルール(ものさし)がありませんでしたから、誰がどれくらい強いということが分からなかったわけであります。
また、当時の最高の晴れ舞台である、お城碁の成績は16戦して14勝2敗。その2敗も2子局での1目負けでした。
道策先生は、他の家元からもその実力を認められており、全く異議なく名人碁所の地位を得ました。
当時は大ゲイマ受け
ハメ手図1譜:黒4まで
棋譜再生
ハメ手図1譜:黒4まで
道策のお相手は、琉球からの使節団の方であります。
囲碁での国際交流といったところです。
白1の小ゲイマカカリに対して、大ゲイマ受けはこの時代のお約束です。
ところで、現代において、この大ゲイマ受けが見直されているようであります。
まあ、この辺はどう打っても一局なのでしょう。
白、キリチガエる
道策先生は、いきなり白5のツケです。
黒6と強い上ハネに白7とキリチガイ。黒8のヒキは素直な手であります。
左右同形
左右同形になりました。
さて、ここから、道策先生はどうサバくのでしょうか?
妙手!白17!
黒は、18と右側を逃げ出しました。
白は19のアテから21とアタリ。
黒は22と抜きます。
道策先生の華麗なサバキ
白23から一本道です。
黒28(M3)のツギまで、道策先生は、先手で、きれいにさばいてしまいました。
お見事です。
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