二子局、私の白番です
実戦図:白29まで
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二子局、私の白番です。
二子局ということで、白13とメイチツメてみました。
左下隅の黒一間バサミに白手抜きの局面での黒14のツケはあまりよくないと「okao囲碁研究所」の講座で拝見しました。
それではどう打つかというとこれが結構難しかったです。
ゆえにこの手抜きは、有効でありますので、実戦でのお試しをお勧めいたします。
黒14では、右辺打ち込みか左上隅へのカカリの方が良かったと思います。
白29とシマリ、ひと段落ですが差は縮まっておらず、二子のパワーはいまだ健在です。
本体が優先
上辺で難しい戦いが始まりました。
一手のミスが一気に形勢を損なうことになりそうです。
黒58がAIの一手(無料のAIソフト)の評価でマイナス11目の評価でした。
マイナス11目でも黒の評価は16目リードですから、白がそれまで非常に悪かったということになります。
白51のハネがやりすぎで、黒52と切断されて、白が敗勢となっておりました。
白51では52とノビるところでした。
黒勝勢の進行図
黒58のAIの一手の参考図
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黒58のAIの一手の参考図
AIの一手は黒58と本体の脱出を優先しました。
黒64のアタリにも白はツグ余裕もなく、白65と構えるくらいでした。
この進行で黒が約27目のリードとなっており、黒勝勢といえるでしょう。
カス石を求めて
実戦図:白85まで
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実戦図:白85まで
黒66は(O10)にキる方が良かったようです。
黒70は下辺に構えるほうがよいと思います。
黑さんは、上辺の白2子と3子を取って満足されたようですが、これはカス石でした。
アマチュアの多くの方が、石を取ることに喜びを感じ、そのことに集中されているように思います。
プロ棋士は、逆に石を捨てることを主に考えられているようです。
石を捨てる喜びを感じられるようになると一段上に棋力アップされることとなることでしょう。
85手以下略
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大切に読ませていただきます。