のこのこと白が侵入してきた
テーマ図：白１まで
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テーマ図：白１まで
黒、星から大ゲイマ、シマリまで入れた黒の強固な構えに、のこのこと白が侵入してきました。
やっかいな手ではあります。
黒先：いかに
大切な黒４
手順中の黒４が大切な一手となります。
この手でうっかり黒９と打つと白５のハネに黒６と押さえられなくなります。
我々アマチュアの早碁（ネット碁）では、この「うっかり」とか「手拍子に」等、この種の悪手が多いものです。
お相手の手に対して、ノータイムで無条件反射で打ってしまうことです。
少し考えれば（５秒ほど）分かるところを何も考えずに先に手が出てしまうのです。
私も残念ながら、この悪癖がなくなることがありません。
「ノータイムで打たないようしよう！」
みなさんもこれだけを心がけるだけで勝率が上がると思いますよ。
さて、白11と生きたふりをしていますが、とどめを刺しましょう。
フトコロを狭めよ
死活の基本は、黒12、14の「フトコロを狭める」です。
フトコロを狭めたあとに急所の一撃の黒16です。
ツケはヨセの手
前図の黒12コスミで、上図の黒12のツケは失敗です。
白13と引かれると黒14のバックを強いられ、白15で余裕の二眼生きとなってしまします。
生きる手を与えた黒14
黒14で急所らしきところへ打つのは失敗です。
白15が「フトコロを広げる」好手となります。
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