攻め合いの問題
黒先：いかに
黒先：いかに
黒４子と白３子の攻め合いです。
黒白ともにダメ数は３つ。
黒番ですから、黒の勝ちは確定のようですが、囲碁はそんなに単純なゲームではありません。
第一感は黒１のハネ
失礼ながら、ほとんどの方が黒１のハネを打つのではないでしょうか？
私はこの黒１を真っ先に考えました。
白の抵抗
白２のホウリコミから、白４のサガリが手数を伸ばす妙手であります。
白逆転の攻め合い勝ち
白６のハネで逆転の白の攻め合い勝ちであります。
大失敗です。
がんばってコウ
先ほどは、白２を素直に取ったのが敗着となりました。
囲碁はある意味騙し合いのゲームですから、「素直」はあまりよくないかもしれません。
黒３とがんばって、コウにしました。
前図は攻め合い負けでしたから、格段の改良版です。
しかし、これも残念ながら失敗とさせていただきます。
黒１の素直なハネが失敗でありました。
同じくコウ
黒１のハサミツケ！
手筋のようです。白２はこの一手。
黒３でコウとなります。
しかし、前図と同じく、コウでは失敗であります。
ハサミツケも残念でした。
サガリの妙手
黒１のサガリが正解でした。
ここに目がいく方は、高段者といえるでしょう。
黒１は妙手です。
黒の攻め合い勝ち
白２のハネには、黒３が好手となります。
黒７まで攻め合いは、黒の一手勝ちであります。
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