


実戦頻出の定石
定石手順:白1まで

棋譜再生
テーマ図:白1まで
白1と三々に入りました。
実戦頻出の定石です。
しっかりと手順を覚えましょう。
基本定石は覚えよう
基本定石は覚えるほかありません。
何度も並べてしっかりと記憶しましょう。
ここで注目していただきたい手順は黒8です。
昔の定石
昭和、平成の時代は黒8と堅くツグのが定石とされていました。
右図:鬱陶しい手段
昔の定石だと将来的に白11、13の手段があり鬱陶しいのです。
すぐさま、右図の黒12に備えるのもありますが、石が重複してる感があり、また後手でもあります。
なにより黒12と備えても、将来的に白13のハネダシの味は残ります。
この手段を避けるため、現代の定石手順となっております。
味消しの俗手
さて、やっと本題に入ります。
テーマ図の黒1、白2の交換は絶対のキキでありますが、序盤早々に決めてはいけません。
序盤早々に味を消してはいけません。
この手は、ヨセに入ってから、もしくはコウ材として打つものです。
黒の後続手段
テーマ図2譜:黒1まで

テーマ図2譜:黒1まで
定石後、後続手段として黒1とツメる厳しい狙いがあります。
次の黒Aを避けるため、白は手抜くことができません。
テーマ図1譜は、この手段を自ら消している悪手となります。
実は悪手
3本ノビるのが定石ですが、黒1と二目の頭をハネてきました。
形よく見えますが、実はこの黒1は悪手であります。
さて、白の応手はいかに。
ハサミツケが好手
黒1には、白2、4とハネツギを決めて、白6のハサミツケが好手です。
実戦でもハサミツケは、好手になることが多い気が致します。
同じ結果に
黒8は白7と切られて収拾がつかなくなってしまいます。
よって黒7とバックする一手です。
そこで白8とワタリます。
あれ?
この形はテーマ図1譜と同じですね。
そうです。味消しの手を自ら打っているのと同じ結果になってしまいました。
黒1が悪手と言われるゆえんであります。
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