【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
湯飲み格言「欲しい石の反対を切れ」
漢字の読み方「挙って」（こぞって）：「きょって」ではありません。
みんなそろって。一人も残らず全員で。
第50期名人リーグ12月の成績
第50期名人戦挑戦者決定リーグ戦の序列と12月までの成績は、次のとおりです。
序列１位：芝野虎丸（前 名人）０－１
序列２位：余 正麒（前回２位）１－０
序列３位：井山裕太（前回３位）１－０
序列４位：許 家元（前回４位）０－１
序列５位：山下敬吾（前回５位）０－０
序列６位：村川大介（予選突破）０－１
序列６位：関航太郎（予選突破）０－１
序列６位：広瀬優一（予選突破）１－０
序列６位：福岡航太朗（予突破）１－０
この挑戦者リーグ戦は12月から８月まで行われます。
リーグ戦の順位１位者が、一力遼（名人）に挑戦できることになります。
順位の下位４名が脱落となります。
毎月１局行われ、12月は山下敬吾さんが対局無しの月でありました。
昨日（2024年12月26日）12月の最終戦が行われました。もしかしたら、この初戦が事実上の決勝戦だったかもしれません。
今回は、昨日（2024年12月26日）行われた、芝野虎丸（序列１位）と井山裕太（序列３位）の一戦をご紹介いたします。
黒：芝野虎丸、白：井山裕太
黒は星と小目、白は小目の連打の布石で始まりました。
黒番の芝野さんは、黒７、９と積極的に仕掛けていきます。
互角の序盤戦
白12とこのように受けるのですね。勉強になります。もちろん、絶芸先生もこの白12を示していました。
黒15の一間バサミに手抜いて白16と攻撃をするところなのですね。勉強になります。もちろん、絶芸先生もこの白16を示していました。
黒21と右下隅を征されて、次の一手はいろいろとありそうですが、白22の打ち込みが厳しいのですね。勉強になります。もちろん、絶芸先生もこの白22を示していました。
白が順調に打ち進めていましたが、黒49ノゾキに対する白50で評価値が黒に傾きました。
黒53右上隅シマリまでの絶芸（最強AI）の評価値は、白50.5％と全くの互角の形勢であります。
白64突き抜け
実戦図：白64まで
棋譜再生
実戦図：白64まで
右下隅の形へは白54と利かすのが正解だと絶芸先生も指摘しておりました。
黒57では下辺で反撃する手を絶芸先生は示していました。
黒57、59、そして61が絶芸先生の評価値を下げました。
白64と突き抜けた形は、誰が見ても白が良さそうです。
白64までの絶芸の評価値は、黒19.9％となっております。
この碁は、148手まで打たれ、白番の井山さんの中押し勝ちとなっております。
井山さんが強いのは当然ですが、その前に芝野さんが自分ですっこけた感があります。
芝野さんの復調を期待しております。
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こんにちは ♪
返信削除第50期 名人戦リーグ戦（2024年12月26日）を拝見しました。(*'▽')
Ounaさま、こんにちは。いつもありがとうございます。
削除_(._.)_