第10期会津中央病院・女流立葵杯3番勝負の第3局は、本日(2023年6月19日)福島県会津若松市東山温泉の「今昔亭」で行われました。
第三局なので、握り直しとなり、藤沢里菜挑戦者が「奇数先」を示しましたが、白石が偶数であったため、黒石の碁笥を入れ換え、上野愛咲美女流立葵杯の先番で始まりました。
結果は、上野愛咲美女流立葵杯が挑戦者の藤沢里菜女流本因坊を破り、対戦成績2勝1敗でタイトルを初防衛、女流名人と合わせ二冠を守りました。
上野愛咲美さん。おめでとうございます。
藤沢里菜さん。おつかれさまでした。
3日連続という日程でのタイトル戦は、他になく、大変だったと思われます。
関係者のみなさま、おつかれさまでした。
(左図)
右下隅は、木谷定石です。上野愛咲美さんがたまに使うと聞いていましたが、大事なこの第3局で使ってきました。
白100(D15)まで、途中、形勢の揺れはありますが、現在は互角であります。
手順は、図の左下にある青文字の「棋譜再生」でご覧いただけます。 つぶや棋譜2 Viewer碁盤の下にある「NUM」で手順が表示されます。 つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。
(。・(エ)・。)ノランキング参加中。
右下の黒3子のアタリが気になるところであります。
(右図)
白148(K16)のキリで評価値が白から黒へ傾きました。
絶芸(最強の囲碁AI)は、B11にキリ込んで左上隅の進出を止めていました。
白148まででも形勢は黒良し、白良しと揺れ動いておりましたが、白148以降は、ずっと黒に傾いておりました。
この碁は、197手まで打たれ、黒番の上野愛咲美さんの中押し勝ちとなっております。
立葵杯2連覇です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしかったら、ご感想等をコメントでお聞かせください。
(。・(エ)・。)ノランキング参加中。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。