六死八生(ろくしはっしょう)は、囲碁の格言です。
六死八活(ろくしはっかつ)とも言います。
二線に並んだ石の死活を覚えやすく格言としてまとめたものです。
6個では死、8個は生き、7個では、先に打った方が勝ちとなります。
- 二線に6個並ぶ → 白先:死んでいます。
- 二線に8個並ぶ → 黒先:生きています。
- 二線に7個並ぶ → 白先:生きています。
- 二線に7個並ぶ → 黒先:死んでいます。
棋譜再生 |
棋譜再生 |
最初に上の左図の下辺をご覧ください。
白のスペースが4つあります。
これが辺での最小の生きとなり、辺での生きの基本形となります。
黒がどこに打とうと白は2眼できます。(右図の下辺を参照)
次に右辺をご覧ください。
白石が6個並んでいます。
白4と白が先に打っても、スペースが足りず、三目ナカデにより生きることはできません。
六死八生の六死であります。
棋譜再生 |
棋譜再生 |
次に上辺をご覧ください。
白石が7個並んでいます。
7個の場合は、黒が先に打てば、三目ナカデとなり白は死にます。
白が先に打てば、4つのスペースが確保されるので生きです。
つまり、7個の場合は、黒白先着した方が勝ちとなります。
棋譜再生 |
棋譜再生 |
次に左辺をご覧ください。
白石が8個並んでいます。
8個の場合は、すでに完全に生きております。
黒が攻めてきても、4つのスペースが確保されています。
六死八生の八生であります。
「六死八生」を理解することにより、二線をハウ時のポイントや二線をハワレた石をオサエるポイントがはっきりすることと思います。
このように囲碁の格言は、そのまま使えるものがたくさんあります。
以前、マイケルレドモンド九段が囲碁の格言をテーマにして、NHK囲碁講座の講師をされていましたが、とても好評だったと記憶しております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。
(。・(エ)・。)ノ ↓ランキング参加中↓
|
|
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。