井山裕太(本因坊)に一力遼(棋聖)が挑戦し、一力遼(棋聖)の3勝1敗で迎えた、第78期本因坊決定戦七番勝負の第5局が、2023年7月4日、5日の両日、京都市の寂光寺で行われます。持ち時間は、各8時間です。
井山裕太本因坊が、カド番をしのぐか、挑戦者の一力棋聖が勝って自身初の「本因坊」を獲得するのか、注目の一番です。
勝敗は5日の午後、決着がつく見込みです。
(午前のおやつ)
井山裕太(本因坊)は、アイスコーヒーと水ようかん。
一力 遼(棋聖)は、オレンジジュースと水ようかん。
(お昼ごはん)
井山裕太(本因坊)は、ざるそば。
一力 遼(棋聖)は、親子丼。
(午後のおやつ)
両対局者ともに、メロンとブラックアイスコーヒー。
黒:井山裕太、白:一力遼
一力棋聖の研究
(左図)
白16のハネから白24のノビキリまでは、一力棋聖は研究済なのでしょう。
黒17のキリを許して、白18と深く迫るのは、大胆な打ち回しです。
研究済みでないとこの大舞台では、打てないと思います。
ここまで、形勢は互角です。
絶芸の参考図
(右図)
左図から続く黒25を絶芸(最強の囲碁AI)は、黒1と示していました。
以下、白2から白10までが参考図です。
これで、互角の進行ですが、実戦では、黒25が評価値を下げてしまいました。
白40が下げた
(左図)
白26から白が優勢に進めていましたが、白40の取りが評価値を逆転させました。
続:絶芸の参考図
(右図)
左図の白40では、絶芸(最強の囲碁AI)は白1と示していました。
以下、黒2から黒10までが参考図です。
この進行であれば、白が優勢を維持できたようです。
お断りしておきますが、あくまでも絶芸の評価値であります。
他のAIだと違うかもしれませんし、私自身は封じ手の局面でも互角だと思っています。
(左図)
白48と生きなければならないのは、辛いかもしれません。
多くの場合、こういう生き方をしなければならないときは、形勢はよくありません。
封じ手予想
(右図)
黒83(F11)とノゾイて1日目が終わりました。
絶芸はともかく、私の形勢判断は互角であります。
恒例の封じ手予想ですが、高尾九段も絶芸もAを示していました。
素直にツグには、シャクですね。
お2人に乗って私もAといたします。
明日が楽しみですね。
つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。
(。・(エ)・。)ノランキング参加中。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。