ちょっと昔の花形定石
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小目へ一間高ガカリに対し、黒３と一間バサミの定石です。
この定石は、特にアマチュアの初段～３段クラスに人気だったような気がします。
そして、当時のこの定石への評価ですが、黒が少し良いのではないかと考えられていました。当然、アマチュアはその情報を信じるのみです。
理由は、黒はしっかりと生きていることと白には、キリのぐあいもあるといことでした。
AIによる現代の評価は、白良しです。
- 先手で大場に回れる。
- 黒はとても強い石ではあるが、働かせ方が難しい。（地を囲うとコリ形になるので、攻めに使いたいが、白が近寄ってくれない。）
以上の理由で、かっての花形定石は絶滅いたしました。
定石は進化中
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黒９と先にアテます。勢い、右図のような進行になります。
アマチュアであれば、ほぼこの進行の一択だと思いますし、私も黒の側でこう打っておりました。
しかし、最近の評価だとこれは、白があまりよろしくないとのことです。
理由は、シチョウでのトリにあります。シチョウアタリを打たれると取り切るのに、もう一手必要だからだそうです。
続：定石進化中
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（左図）
白14とグイとマガリます。もし、黒15とツグのなら、白16を決めて、白18と右辺の進出を止めます。
この評価は白が厚いとのことです。
（右図）
（右図）
左図の変化を嫌って、黒17と二間に構えます。白は隅で生きをはかります。
この後の戦いの進行は難しそうです。
昔は、一番上図の花形定石なるのが確定していたので、黒も白も変化を気にせずに気兼ねなく打っていましたが、現在ではこのようにまだ、進化中とのことで、私などでは恐くて打ちたくありません。
難解な変化を避けたい
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私の簡明お勧め対応策が上図の黒５です。
何が何でも難しい変化を避けたいのです。
そもそも、私は、黒３のハサミを最近では、ほとんど打たなくなりました。
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