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今回は、「秀行先生百名局より第10局」をご紹介いたします。
「秀行 百名局」 著者:高尾紳路 誠文堂新光社
七段勝抜棋戦
コミ:4目半
黒:高川秀格、白:藤沢秀行
小説家の坂口安吾先生の「九段」は、「東京・小石川「碁の旅館もみぢ」」より、ご覧いただけます。
黒の2連星から始まりました。
白6の外ツケは、最近はあまり見ることがなくなりました。
黒11で、D13にカケツげば穏やかですが、黒11とハネたので、白12のキリから大型定石が始まります。
私はこの定石の進行の実戦経験はないです。
大型定石現る
実戦図:黒55まで
棋譜再生
実戦図:黒55まで
黒85が少し評価値を落としました。
黒85の秀行先生の解説
黒85の秀行先生の解説図
黒85の秀行先生の解説
コミ四目半の対局ですが、ほとんど互角の形勢で進んでいました。
しかし、白194を見て、黒は投了いたしました。
上辺の黒の大石が切断されていますので、死んでしまいました。
黒179の秀行先生のコメント
黒179の秀行先生のコメント
黒179の秀行先生のコメント
秀行先生は「黒179では、黒1がまさる」とコメントされております。
白2以下は、私の想定図であります。
コミが4目半なので、この図でわずかながら黒がリードしているようです。
黒187の参考図
黒187の参考図
黒187を黒1とした場合のAIの一手を使った参考図です。
右上隅はセキとなります。
黒11と眼形を確保しなければなりません。
これでも白が勝勢のようです。
この碁は、白194手まで打たれ、白番の藤沢秀行先生の中押し勝ちとなっております。
お相手がポカをして、秀行先生が勝たれた珍しい一局でした。
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