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管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「記憶の一局(小林 覚さん)」をご紹介いたします。
「人生を変えた一局」(囲碁人ブックス)囲碁・将棋チャンネル記憶の一局制作部
「人生を変えた一局」、小林 覚
囲碁人ブックス マイナビ

人生を変えた一局 (囲碁人ブックス)
小林覚さんは、第12期阿含・桐山杯、全日本早碁オープン戦決勝の井山裕太さんとの対局を選びました。
16才の井山さんに史上最年少記録の初タイトル献上した一局です。
当時、小林 覚さんは46才。
名人戦の挑戦者にもなっており、自身第2の打ち盛りとおっしゃっておりますことから、16才の少年に負ける気は毛頭なかったと思われます。
ところがいざ打ち始めると「この子はやはりすごいんだ」と思ったとあります。
今と一緒で打つ手打つ手が厳しい。
最善手をただただ目指すという所で、非常に透明感があるのですね。きれいな水。僕みたいに汚れていると、形勢がよくなったり悪くなったりすることで打つ手が変わる可能性というのはあるのですが、彼はよくても悪くても最善を求める。
ですから、彼と打つと、勝っても負けても気持ちがいいのですね。
負かされても納得できる。
力もそうですし、囲碁に対する姿勢も全て、もう16歳のときに備わっていたと思います。
今までいろいろな天才を見てきましたけど、レベルが違う気がするくらいですね。
この碁も負けても気分は悪くなかったというか、吹っ切れた感じがしました。
「碁って、やはりこういうふうに打つべきだな」と目が覚めて、その後にいい碁を打てるようになった。
大先生ですね。第12期阿含・桐山杯 全日本早碁オープン戦決勝(2005年10月8日)
またしても、井山さんの黒37の二段バネです。
石が目いっぱい張っていますね。
「黒37が、なかなか打てない二段バネ。感心しました。来いと言っているのですね。白は受けて立ちました」と覚先生のコメントがあります。
形勢は互角
「白58に対して黒59が筋のよい手でした。それでも白60から左上を先手で治まり、白66に回れたので、まだ白がよいと思っていました」と覚先生の解説があります。
たしかに白66と左辺を構えて、気持ちの良い手に映ります。
しかし、AIの一手(無料のAIソフト)の評価値は、互角の半目勝負となっておりました。
覚先生が優勢に
黒67は相当な手と覚先生のコメントがあります。
しかし、続く黒69が評価値を落としました。
黒69は70が良かったようです。
白に70と叩かれてたあと、黒71のハネも72にハネた方が良かったようです。
ここにきて、少し白に形勢が傾きました。
「左辺を取られても、白86で僕は「自信あり」でした」と覚先生のコメントがあります。
白86までのAIの一手(無料のAIソフト)の評価値は、白が約6目ほどリードとなっており、覚先生の形勢判断のとおりでありました。
覚先生の敗着
実戦図:白104まで

実戦図:白104まで
「黒97の二段バネを許して、白は98と打つしかなく、上辺の黒のシノギが楽になりました。僕は動揺してるのでしょう。白104がある意味で敗着」と覚先生の解説であります。
白104は、AIの一手の評価値を4目ほど下げました。
しかし、AIの一手の評価はまだ、白優勢でありました。
覚先生は少し形勢を悲観してすぎていたのかもしれません。
AIの一手の敗着
実戦図:白180まで

実戦図:白180まで
黒179まで、AIの一手の評価はずっと白優勢でしたが、白180で逆転いたしました。
この碁は272手まで打たれ、黒の井山裕太さんの6目半勝ちとなっております。
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