こんにちは。こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。
管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「第30期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦決勝戦」をご紹介いたします。
昨日(2023年12月24日)、第30期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦決勝戦が東京都千代田区の日本棋院で行われました。
対局者は、今現在の2強である、一力遼(棋聖)と井山裕太(王座)です。
結果は、白番の一力遼(棋聖)の中押し勝ちでした。
一力遼(棋聖)は5期ぶりの2度目の優勝となりました。
一力さん、おめでとうございます。
対する井山裕太(王座)は、3期連続の準優勝となりました。
井山さん、おつかれさまでした。
黒:井山裕太、白:一力遼
白10は、バランス重視でしょうか?
あまり見ない手ではありますが、納得させられます。
三々受けはキカサレ
黒19の一間トビに対して、白20のノゾキは、AIが打ち始めたものです。
それ以前は、見たことないです。
白22のスベリに対して、黒が三々に受けるのはキカサれとなりますので、ご注意ください。
手順を変えて白22のスベリに対して、黒が三々受けしたのちに、白20のノゾキには、黒は手を抜くことができます。
それを受けた理屈になるので、キカサれとなります。
これについては、いつか別の機会にご紹介したく考えております。
戦線拡大
白74の打込みは厳しいです。
いつものように両者の激しい戦いです。
2023年を振り返っても、一力vs井山の激戦が数多くありました。
また来年1月には、一力遼(棋聖)に井山裕太(王座)が挑戦する第48期棋聖戦七番勝負が行われます。
両者の名勝負数え歌は、まだまだ続きます。
評価値を落とした黒101
自然な手に見える、黒101(J9)が評価値を下げました。
絶芸の参考図
黒101の絶芸の参考図
黒101の絶芸の参考図
絶芸(最強のAI)は、図の黒1から白10までギリギリの戦闘図を示していました。
私には全く理解不能でありますが、弱い石だらけなので、一手のミスが勝敗に直結しそうであります。
この後は、評価値的に白がずっと優勢のまま打たれ、222手で白番の一力遼(棋聖)の中押し勝ちとなっております。
なお、両者による、第48期棋聖戦七番勝負の第1局は、2024年1月11日、12日に「ホテル椿山荘東京」にて行われます。
楽しみですね。
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