有段者の手
テーマ図：白１まで
テーマ図：白１まで
白１と微妙なところに打たれた局面です。
AのワタリとBの動き出しを狙った手であります。
このような微妙な手を打てるようになれば有段者といえるでしょう。
さて、黒番です。対応はいかに。
失敗図：白３まで
棋譜再生
失敗図：白３まで
黒２と隅を守り、白３の連絡を許してしまいました。
これは、白の気合い勝ちといえるでしょう。
断固遮断
黒陣は一間トビがあり、上方は極めて強固であります。
デギリの心配は１ミリもありません。
ゆえに、黒２と断固遮断の一手です。
攻め合いを選択
隅の特性で白はこれ以上進めません。
めでたく、攻め合いは黒の一手勝ちとなりました。
上方への白のデギリの味がなければ、白３の動き出しは恐くありません。
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