【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
有名格言「カス石逃げるべからず」
漢字の読み方「鷹揚」（おうよう）：「たかば」ではありません。
小さなことにこだわらずゆったりとしているさま。おっとりとして上品なさま。動作のゆっくりしているさま。
そんな野狐９段に４つ置かせて、ボコボコにするのが、現在のAIの実力です。
野狐囲碁には、絶芸以外にも、いろいろな種類のAIが対局しています。
私は、野狐囲碁に詳しくはないので、詳細は知りませんが、それぞれのAIに実戦を経験させて、研究データの収集をしているのではないかと思っています。
このAIは、４子局と５子局の対局をしていた面白いAIでしたので、ご紹介いたします。ちなみに絶芸は２子局のみです。
いくらAIが強いといっても、一手一手交互に打つわけですから、置碁のハンデはそうそう、無くなるものではありません。
野狐９段相手にそれをどう縮めていくのか、AIの置き碁対局は、とても勉強になる教材だと思っております。
四子局、白：AI先生、黒：野狐９段氏
白１のカカリ、白３の三々入りを決め打ちしているAI先生です。
三々入りの場所は、その日の気分のようです。
野狐９段氏は、黒６、黒８の二段バネ定石を選択いたしました。
このAI先生は、白15の大ゲイマガカリも多用してますね。
私は、大ゲイマガカリには、大ゲイマで受けたくなります。
私は、お相手の大ゲイマ受けを見ると三々に入りたくなります。
白23とスベるのが現代の打ち方なようです。
ところで、微妙な手順ですが、白19は早めに効かしておくものなのですね。
インプットしました。
黒24と打ち込んで、先制攻撃です。
AI先生のデギリ
武闘派AI先生は、白25、27とデギリを敢行しました。
黒24では、デギリに備えて、25と打ってもよかったと思います。
野狐９段氏は、黒28で飛び出しと白１子の捕獲を兼ねて安全を図ります。
黒30のハネは好手ですが、黒32は時期尚早のような気がします。
武闘派AI先生は、白33と動き始めます。
黒42とゲタで二目をトルことはできましたが、白43と打たれると、とたんに黒の眼が心配になってきました。
黒43まで生きはしましたが、この折衝は、白がポイントをあげました。
現代の花形定石
白49からツケ二段定石です。
現代の花形定石である、このツケ二段定石は、有段者を目指す方には、必須の定石となりました。
定石の途中の微妙な手順で、白55のキカシです。
白67と強気にツメますが、野狐９段氏もここは、黒68とハサミ返します。
白73、75がすこぶるカッコイイです。
白99ツケ！
白97とキリ、白も一安心です。
白97までのAIの一手（無料のAIソフト）の形勢は、黒の約11目ほどのリードとなっており、AI先生の射程圏内に入ったようです。
黒98は好手です。
それに対して、白99のツケ！
何でしょう？これは？
武闘派流の白119
実戦図：白119まで
実戦図：白119まで
白99からごちゃごちゃとやっておりますが、私にはよくわかりません。
やられた感がありますが、先手を得た野狐9段氏は、黒118と眼形の急所を直撃します。
そこで、強気の白119！
なんと逆に黒118を攻撃しました！
結果、この黒118を取ってしまうのです！
武闘派AI先生恐るべし！
この碁は、193手まで打たれ、白番のAI先生の中押し勝ちとなっております。
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こんばんは ☆彡
返信削除「AI先生の置碁対局その18」を拝見しました。(*'▽')
AI先生は囲碁でも大活躍してますね。
「鷹揚」（おうよう）な人にあこがれます。
Ounaさま、いつもコメントをありがとうございます。
返信削除囲碁も鷹揚に構えるんのがよいです。(｡･(ｴ)･｡)ﾉ