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管理人の柿門です。(｡･(ｴ)･｡)ﾉ
今回は、「10月はタイトル戦が目白押し」をご紹介いたします。
October is packed with title matches
目白押し
10月はタイトル戦が目白押しです。
「目白押し」は、小鳥のメジロが押し合うように並んで止まる習性が語源です。
10月に行われるタイトル戦をご紹介いたします。
タイトル戦の日程
10月01日（火曜）新人王戦第２局（藤井浩貴 三段ｖｓ三浦太郎 三段）
10月07日（月曜）天元戦第１局（一力遼 天元ｖｓ芝野虎丸 名人）
10月08日（火曜）新人王戦第３局（藤井浩貴 三段ｖｓ三浦太郎 三段）
10月10日（木曜）名人戦第４局１日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
10月11日（金曜）名人戦第４局２日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
10月16日（水曜）王座戦第１局（井山裕太 王座ｖｓ芝野虎丸 名人）
10月18日（金曜）天元戦第２局（一力遼 天元ｖｓ芝野虎丸 名人）
10月20日（日曜）女流本因坊戦第２局（藤沢里菜 女流本因坊ｖｓ牛英子 四段）
10月22日（火曜）名人戦第５局１日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
10月23日（水曜）名人戦第５局２日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
10月25日（金曜）王座戦第２局（井山裕太 王座ｖｓ芝野虎丸 名人）
10月28日（月曜）女流本因坊戦第３局（藤沢里菜 女流本因坊ｖｓ牛英子 四段）
10月30日（水曜）名人戦第６局１日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
10月31日（木曜）名人戦第６局２日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
11月06日（水曜）名人戦第７局１日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
11月06日（水曜）女流本因坊戦第４局（藤沢里菜 女流本因坊ｖｓ牛英子 四段）
11月07日（木曜）名人戦第７局２日目（芝野虎丸 名人ｖｓ一力遼 棋聖）
過密スケジュール
まさに「目白押し」です。
一力さんは天元戦、名人戦の計10局。
芝野さんは天元戦、名人戦、王座戦の計13局。
藤沢秀行先生がタイトル戦を戦うと体重が二キロ落ちるとおっしゃっていた記憶があります。
一力さん、芝野さんがいくら若いといえど、これは厳しい日程だと思います。
名人戦の日程はもう少し間隔があってもよいように思いますが、応氏杯の影響かしら？
諸事情があるのでしょう。
画期的な出来事
インターネットなどない時代では、タイトル戦の棋譜を見ることは何かしらの紙媒体を購入するしかありませんでした。
タイトル戦を観戦するなど、誰も想像すらできませんでした。
世の中の生活スタイルは、大きく変わりました。
現代では生中継でタイトル戦を観戦することができるようになりました。
YouTubeでのタイトル戦のライブ中継は、囲碁界にとって画期的な出来事でした。
昔から考えると信じられないことでした。
現状は無策なり
しかし、現在行われている対局中継は、ほとんどの時間が静のライブ中継のみです。
まるで、隠し撮りをしているかのように、ただ中継しているだけなのです。
対局者の昼食休憩時間中は「昼食休憩中です」のテロップのみが映し出されています。
無策です。なんら手筋は使われておりません。
解説が入ることはもちろんあります。
たまにある、大盤解説などは嬉しいのですが、ほとんどが雑談交じりの軽い解説です。
タイトル戦を前面に
囲碁界にいろいろと問題はあると思いますが、一番の問題は新しいファンの獲得だと思います。
そこで私案ですが、最高の舞台であるタイトル戦中継を前面にアピールしてはいかがでしょうか？
囲碁をまったく知らない人たちにも、興味を持ってもらえるようなタイトル戦中継の番組作りはできないものでしょうか？
ラグビーをしたことがなくても、桜の戦士たちの観戦には熱が入ります。
囲碁を打たない人でも、タイトル戦を見て楽しいと思えるような番組作りを期待したいものです。
また、タイトル戦に出場できるトップ棋士だけが持つ凄みなどを伝えられたら、子供たちにも目標にしてもらえるようになるのではないかと思います。
世界一の一力さん、国民栄誉賞の井山さん、多数の最年少記録を持つ芝野さん、女流棋士ナンバー１の藤沢里菜さん。
スター棋士はたくさんいます。
新理事長となられた、武宮陽光先生には、革命的な改革を期待しております。
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