こんにちは。こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。
管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権決勝3番勝負第2局」をご紹介いたします。
湯飲み格言「ヨセは「両先手」「片先手」最後に「両後手」」
第7回呉清源杯決勝三番勝負第2局
第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権決勝三番勝負が2024年11月29日から12月1日にかけて、中国福建省福州市で行われております。
主 催:中国囲棋協会、福州市人民政府
対局場所: 中国福建省福州市「三坊七巷郭柏蔭故居」
中国ルール、コミ7目半
持時間各2時間、秒読み60秒5回
本日(2024年11月30日)決勝三番勝負の第2局が行われました。
唐嘉雯(中国) vs 上野 愛咲美(五段 )
黒:唐嘉雯、白:上野愛咲美
黒:唐嘉雯(中国)、白:上野愛咲美
実戦図:白6まで
棋譜再生
実戦図:白6まで
左下隅へ黒9ツケから白18までと右下隅へ白26ツケから黒35までと同じ形が現れました。
最近は、三々入りからでもこの形を目指すのが多いですね。
白36とワリウチしました。
昔の教科書では、ワリウチの考え方として、どちらから詰められても二間にヒラける位置、この局面では、36の一路下のR11を正解とし、36を不正解としていました。
この局面では、二間にヒラけても、右下の黒の厚みに近づくのは良くないと考えられているのでしょう。
封鎖されて気分悪し
「弱い石から動く」が碁の基本的な考え方です。
白58では、64の一間トビを絶芸先生は示していました。
黒59から攻守逆転し、黒69と封鎖されては、白としては気分がよくありません。
決戦は最終局へ
白80のサガリでは、絶芸は、最近流行のハネカケツギを示していました。
上野さんは劣勢を意識してか、白86、88と力をため、白90と急所を直撃する勝負手を放ちますが、黒の唐嘉雯さんは、序盤に優位になってからは、完璧な打ちまわしで、白に付け入る隙を与えることはありませんでした。
この碁は、215手まで打たれ黒番の唐嘉雯さんの中押し勝ちとなっております。
対戦成績は1勝1敗。
三番勝負の第3局で雌雄を決します。
上野愛咲美さんの勝利を願います!
(。・(エ)・。)ノ↓ランキング参加中、ポチ応援をいただけると励みになります。
マイナビ 天頂の囲碁7 Zen(対応OS:その他) 目安在庫=△ |
基本布石事典(下巻)新版 星、小目、その他 [ 依田紀基 ] |
ヒカルの囲碁入門 ヒカルと初段になろう! [ 石倉昇 ] |
ひと目の詰碁 (マイナビ囲碁文庫) [ 趙治勲 ] |
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。