ありそうな布石
テーマ図
テーマ図
こんな布石があったとします。
ありそうな布石です。
黒番です。私なら第一感、右下隅(R6)にカカります。
もしも、こんな手打たれたら
おなじみ、もしものコーナーです。
この局面で黒1とこんなところにツケてくる人はいないと思います。
今回はもしもこんな手を打たれたら、どう対応するのがよいかの1案をご紹介いたします。
初めにお断りいたしますが、これが正解というつもりはありません。
また、局面によっても変わってくるかと思います。
あくまでも、こんな打ち方もありますよのご紹介であります。
白の反撃
白2とぶつかる手(ハサミつける手)は、あまり見ない手ですので、知らない方が多いのではないかと思います。
白、しっかり連絡
黒も3とヒくくらいです。
白4と連絡して一安心。黒も上部が厚くなり満足です。
白、大丈夫
黒3のハネが気になるところですが、これも白4とぶつかって、黒はこれ以上、抵抗はできません。
これは失敗
黒1には白2とハネる方が多いと思われますが、この局面では失敗です。
左辺の黒が一気に強い石になってしまいました。
場合の手
前図の白4はこちらをアテる方が良いようです。
左下隅の損が大きいですが、左上黒3子を攻める展開に持ちこめます。
okaoさんは上ハネを推奨
「okao囲碁研究所」のokaoさんは、白2の上ハネを推奨されております。
やはり、上から封鎖されるのを嫌っているようです。
okaoさんの推奨その2
棋譜再生
白2に対して、黒3とコスミツケられたら白4としっかりとツギます。
黒5で白1子を取り込まれますが、白も6と突きだして、しっかりと治まりました。
実戦的には、okaoさんの上ハネの方がよいかと思いました。
今回は「こんな手もありますよ」のご紹介でした。
局面によって打ち方は変化すると思いますので、参考程度に記憶に留めていただければと思います。
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コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。