私の三々の受け方
私の三々の受け方
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私の三々の受け方
正しいのかどうかは知りませんが、私の三々の受け方をご紹介いたします。
三々は難しい変化になりにくいので、私は好んで打っています。
左下隅をご覧ください。
白2と二間に迫られたら、黒3と二間に構えます。
右上隅をご覧ください。
白6と大ゲイマに迫られたら、黒7と大ゲイマに構えます。
お相手と同じ構えにします。
三々打ちは、難しいことを考えなくて良いのでネット碁(早碁)に向いていると思います。
問題です。AorB
テーマ図:黒1まで
テーマ図:黒1まで
さて、問題です。黒1と迫られたら、あなたは、白Aと打ちますか?
白Bと打ちますか?
A or B
手抜きは無しといたします。
Aは選ばない手
テーマ図:白2まで
テーマ図:白2まで
白2(A)を選んだ方はいらっしゃいますでしょうか?
何か腰が引けてる感がありますよね。
ほとんどの方が、ビシっとした白Bを選んだかと思います。
右上は旧定石
テーマ図:新旧定石
テーマ図:新旧定石
右上隅をご覧ください。
星に小ゲイマカカリ、小ゲイマ受け、小ゲイマにすべって、三々受け、二間ビラキ。
昭和の時代の花形定石です。
しかし、現代ではプロの対局では、ほとんど現れることはありません。
ツケ二段定石ばかりになりました。
それは何故でしょうか?
左下が現代の定石
左下隅をご覧ください。
現代では、三々に受けません。黒1と二間に構えます。
白は勢い白2と三々に入りました。
さて、この図に見覚えありませんか?
そうです。A or Bの問題のAを選んだ図です。
このような理由で旧定石が廃れていったものと思われます。
このように手順を変えて比較検討することを「手割り」といいます。
囲碁連盟の説明は、次のとおりです。
白の受け方の考察
黒1と迫られたところです。
白の受け方の考察です。
二立三石の鉄柱受け
白2と鉄柱に受けると二立三析の好形となります。
昔の教科書には、この鉄柱が紹介されていたと思います。
重たい立ちは鉄柱と同じ
白の構えが三間ビラキに変わりました。
黒1と迫られた時に、白2と立ちますか?
白2は重たいと感じますよね。
一間トビしたいところです。
こうして比較してみると、前図の鉄柱が重たいことがお分かりになるかと思います。
以上、2題の手割考察でありました。
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コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。