白活きの問題
黒1と切られた局面です。
白の一眼は確定していますが、もうひとつの眼をどうやって作るかの問題であります。
がんばって二眼を作りましょう。
白先:いかに
二子をトリに行く
白4でA4に打てれば問題はないのですが、ダメヅマリのため打てません。
そこで、白4と黒2子をトリに行ったのですが・・
欠け眼のスジ
黒5のホウリ込みが好手です。白はウッテガエシのため、黒5の石をトルことができません。
白6と黒2子を取ることになりますが、黒7(黒1)と連続のホウリ込みを喰らい、ゲームセット。
相変わらず黒5の石は取れません。黒7の石を取っても、欠け眼にされてしまいます。
この図は白全滅です。
ここまでは必然
正解図:黒3まで
棋譜再生
正解図:黒3まで
黒7で白4子は取られてしまいます。
取られた跡がこの形です。
白8のアトギリでなんと黒3子をトルことができます。
ホールインワンよりも。
四暗刻単騎よりも。
稀有な「石の下」です。
気持ちがいいですね~
私はこの「石の下」を実戦で一度だけ決めたことがあります。
パンダネットの日記で公開していたと思うのですが、あれを保存版にしていればと今更ながら後悔しています。
コツは、白2、4のテトリス型、もしくは、団子4目の形にして取らせることです。
Wikipediaより
せっかくですから、もうひとつ石の下さんを見てみましょう。
Wikipediaで紹介されていたものです。
黒はウッテガエシ狙いで、黒1とホウリ込んできました。
このウッテガエシを避ける術はありません。
しかし、「はい。喜んで~」
肉を切らせて骨を断つ
まさしく、「肉を切らせて骨を断つ」
実戦で石の下を決められたら、テンション爆上がりでしょうね。
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コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。