




こんにちは。こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。
管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「第28期 ドコモ杯 女流棋聖戦 挑戦者決定トーナメントの決勝戦」をご紹介いたします。
【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
湯飲み格言「定石は知りて忘れよ」
読み方「番える」(つがえる):「ばんえる」ではありません。矢筈を弓の弦にかける。かたく約束する。2つ以上のものを組み合わせる。つがう。
向井千瑛さんが挑戦権獲得
本日(2024年12月16日)、第28期 ドコモ杯 女流棋聖戦 挑戦者決定トーナメントの決勝戦が行われました。
結果からお伝えいたします。
向井千瑛さんが、上野愛咲美さんに勝利し、上野梨紗さん(女流棋聖)への挑戦権を獲得いたしました。
向井千瑛さんは、準々決勝で謝依旻さん、準決勝で藤沢里菜さん、そして、決勝戦で上野愛咲美さんに勝利と、堂々の挑戦権獲得です。
今年6月に10年ぶりにタイトル戦(女流立葵杯)登場と復調著しいですね。
2025年1月16日に第28期ドコモ杯 女流棋聖戦 第1局が行われる予定であります。
第28期 ドコモ杯 女流棋聖戦 挑戦者決定トーナメントの決勝戦
主 催:日本棋院
協 賛:株式会社NTTDドコモ
協 力:関西棋院
対局方式:初手から1手30秒、1分の考慮時間10回(NHK杯方式)
黒:向井千瑛(六段)、白:上野愛咲美(女流立葵杯)
黒:向井千瑛、白:上野愛咲美
黒白お互いに、星と小目の布石で始まりました。
白6の一間高ガカリ、黒9ツケと研究範囲内なのでしょう。
一手30秒の早碁ですから、白20のツケも、その場で閃いたわけではなく、研究範囲内なのでしょう。
黒27のケイマは、手筋の一手です。
白はこのあと直接行動に出ましたが、絶芸先生は、次の白28では、C3へコスミツケを示していました。
左辺の折衝は黒がポイント
白28、30とデギリ、直接攻撃に出ましたが、黒45まで、まだ若干の含みはありますが、黒の有利な攻め合いとなり、ここで黒がポイントをあげました。
白46までの絶芸(最強AI)の評価値は、黒81.2%となっております。
強烈なハネダシ黒79
白78が評価値を落としました。
黒79のハネダシが強烈でした。白を分断し、弱かった下辺の黒が連絡形となりました。
ここで、若干黒優勢となりました。
白152が敗着か
黒は、右下隅の白への攻撃を先手で切り上げなければいけませんでした。
白116ハネがヨセとして大きく、ここで逆転となり、黒119カケツギまでの絶芸の評価値は、白73.7%となりました。
しかし、目数としては、難解な細かい半目勝負が続いております。
白152が評価値を落とし、黒87.8%となりました。
爆弾コウが残りますが、仕掛ける時期がありませんでした。
日程に異議あり!
白152の絶芸の参考図:白1~黒10まで

白152の絶芸の参考図:白1~黒10まで
実戦の白152で、絶芸先生は上図の白1を示しました。
正直、よく分かりませんが、この図で評価値が、白46.7%ですから、まだまだ、半目勝負が続くことになります。
この碁は、299手まで打たれ、黒番の向井千瑛さんの5目半勝ちとなっております。
世界一の上野愛咲美さんにの勝利ですから、向井千瑛さんの名局でしょう。
第28期 ドコモ杯 女流棋聖戦 三番勝負の第1局は、2025年1月16日におこなわれます。
楽しみですね。
ところで、同日は、第49期棋聖戦第1局(一力vs井山)も行われます。(神の声:日程に異議あり!)
(。・(エ)・。)ノ↓ランキング参加中、ポチ応援をいただけると励みになります。





![]() マイナビ 天頂の囲碁7 Zen(対応OS:その他) 目安在庫=△ |
![]() 基本布石事典(下巻)新版 星、小目、その他 [ 依田紀基 ] |
![]() ヒカルの囲碁入門 ヒカルと初段になろう! [ 石倉昇 ] |
![]() ひと目の詰碁 (マイナビ囲碁文庫) [ 趙治勲 ] |
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。