こんにちは。こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。
管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「愛咲美さん!世界一!おめでとう!(第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権決勝3番勝負第3局)」をご紹介いたします。
湯飲み格言「欲しい石の反対を切れ」
第7回呉清源杯決勝三番勝負第3局
第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権決勝三番勝負が2024年11月29日から12月1日にかけて、中国福建省福州市で行われました。
主 催:中国囲棋協会、福州市人民政府
対局場所: 中国福建省福州市「三坊七巷郭柏蔭故居」
中国ルール、コミ7目半
持時間各2時間、秒読み60秒5回
本日(2024年12月1日)決勝三番勝負の第3局が行われました。
結果からお伝えいたします。
上野愛咲美さんが、世界一になりました。
上野愛咲美さん、おめでとうございます。
そして、ありがとうございました。
黒:上野愛咲美、白:唐嘉雯
黒:上野愛咲美、白:唐嘉雯(中国)
実戦図:白6まで
棋譜再生
実戦図:白6まで
黒は星と小目の一間ジマリ、白は二連星の布石で始まりました。
白6は現代の手法です。
平成昭和の時代には、絶対に見ることはできませんでした。
今日も積極的な愛咲美さん
黒21の大ゲイマ受けは、愛咲美さんのマイブーム戦法です。
左下隅は両ガカリ基本定石。
黒31のワリウチに白32のツメ、普通は二間にヒラキだと思いますが、上野愛咲美さんは、今日も積極的に黒33と打ち込みました。
ここまでは互角の形勢
黒33の打込みから私の知らない変化になりました。
勉強になりますね。
黒51のカケツギでは、54とカカえた方が少しよかったようです。
白56とコウ争いを仕掛けてきました。
延々と続いたコウ争いですが、白92でコウを解消しました。
白92までの絶芸の評価値は、黒49.2%となっております。
ここまで、互角の形勢です。
神がかり的なAI一致率
実戦図:黒133まで
実戦図:黒133まで
白100のトビが評価値を下げました。
白102のツケには普通はどちらを押さえるかを考えるのですが、上野さんは黒103!
このあたりから、上野愛咲美さんの打ち筋と絶芸の打ち筋がほとんど同じとなりました。
黒103までの絶芸の評価値は、黒99%となりました。
黒157、159と伝家の宝刀のハンマーを振り上げました!
もう、このあたりから、私は、ドキドキそわそわで胴上げの瞬間を今か今かと待ちわびておりました。
この碁は、193手まで打たれ、黒番の上野愛咲美さんの中押し勝ちとなりました。
上野愛咲美さん、世界一、おめでとうございます!
本当におめでとうございます。
そして、感動をありがとうございました。
嬉しい!
さあ、皆で祝杯をあげましょう!
かんぱーーい!
(。・(エ)・。)ノ↓ランキング参加中、ポチ応援をいただけると励みになります。
マイナビ 天頂の囲碁7 Zen(対応OS:その他) 目安在庫=△ |
基本布石事典(下巻)新版 星、小目、その他 [ 依田紀基 ] |
ヒカルの囲碁入門 ヒカルと初段になろう! [ 石倉昇 ] |
ひと目の詰碁 (マイナビ囲碁文庫) [ 趙治勲 ] |
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。