



【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
湯飲み格言「手数をつめるホウリ込み」
漢字の読み方「曰佐小学校」(おさしょうがっこう):私が小学1年生時に通った小学校です。
囲碁用語(ま)
- 間合い:石と石との間隔。自分の石同士、または自分の石と相手の石との間合い
- マガリ:曲がった形に打つ手

棋譜再生
- マガリ四目:マガった形の四目の地。曲四目(きょくしもく)と同じで完全生き。ただし、「隅のマガリ四目」は例外で死と規定されている
黒1が急所で黒9まで「隅のマガリ四目」で白死

棋譜再生
- 紛れ(まぎれ):局面が紛糾すること。形勢の悪い方が紛れを求め局面を紛糾に導こうと難しく打つ場合が多い
- 待った:打った石をはがすこと。相手に非常に不愉快な思いをさせるので絶対に慎むべき行為である。本来は即負け
- 間に合わせ:間接的な手でその場をつくろうこと
- 間に合わない:利かしの時機を逸して今では利いてもらえない状態。A形勢が悪く追いつけない
- マネ碁:黒を持った場合、黒は初手を天元に打ち、その点を対称に打ち進めていく(太閤碁)。白を持った場合、ある程度のところまで黒の打った通りにマネて打つ打ち方。マネ碁は、解消の時期が難しい
- 真ん中:形の中央のこと。左右同形の中央、三目の真ん中など
- 万年コウ:白がaとツゲば全体がセキだが、黒から解消しようと思うとまずaと取り、次いでbに詰めて決死のコウを挑まねばならない。白は他のコウ材の具合によってはbに詰めて比較的負担の軽いコウに持ち込むこともでき、選択権は白が持つ。こうした形が「万年コウ」

囲碁用語(み)
- 見合い:ほぼ同価値の着点が二か所あって、相手が一方を打てば自分もまた他方を打てる
- 見合い計算:ヨセの計算法のひとつ
- 見えない:手が見えない、手所が見えない、などと使う
- 見おくる:打たないで保留すること
- 見損じ:失着。見損ない
- 妙手(みょうしゅ):気の付きにくい見事な手
- 身を食われる:中身を食われる。実利を取られること
- 耳赤の一手:1846年大阪で幻庵因碩に当時18歳の秀策が打った碁の127手目(下図の黒1)のこと。幻庵因碩がうまく打ち回し黒の先番の効が薄れ、幻庵因碩の門人は師の勝利を信じていたが、黒1を打った時、幻庵因碩の耳が真っ赤になった。幻庵因碩の医師は「動揺し自信を失った証拠」として、秀策の勝ちを予言したとされています
黒1が耳赤の一手

- 身を食われる:せっかく、囲っている所へ入られて、地をもって生きられたような場合をいう。貝殻のようにカラだけで中身を食われた状態
囲碁用語(む)
- 向かい小目:両隅の小目が向かい合った布石。
- 無コウ:手にならないコウ立て。第15期本因坊戦においての高川本因坊の無コウが有名
- 難しい:いろいろな手があって難しい。形勢が不明
- 無駄がない:利かして損のない手
- 無理コウ:無理に仕掛けるコウ
- 無理筋:無理な手段
囲碁用語(め)
- 眼(め):眼は、着手により1点の周囲8点のうち7点以上を自己の石によって囲んだ中の点であり、また交互着手により同様の形となることができる点をいう。但し、碁盤四隅の点(1の一、1の十九、19の一、19の十九)については、自己の石により周囲3点を、また以上四隅を除く碁盤四周辺の各点においては、その周辺5点を自己の石で囲んだ点もしくは交互着手によって同様に囲むことができる点をいう。前項以外の形により自己の石で囲んだ点または交互着手によっても前項の形とならない点は「欠眼(かけめ)」とされている。ちなみに、眼が2つ以上で生き。ひとつだと囲われたら死んでしまいます
眼

- 眼あり眼なし:眼のある石と眼のない石との攻め合いのことで、一般的には眼のある方が有利とされる
- 名局:双方が持てる力を出し切った内容のある立派な碁のこと
- 名人:名人の称号は、織田信長が日海(一世本因坊算砂)に対して呼んだのが最初といわれている。そして江戸時代にはいり、碁所制度の設置とともに技量秀抜な時の第一人者として名人の位が定められた。四世本因坊道策の代になってから段位が設けられ、九段即名人、八段準名人、七段上手(じょうず)と定められた
- 眼欠き:打ち欠いて眼をつぶすこと
- めかくし碁:碁盤を見ずに打つ碁
- 目の子:目で見るだけの計算
- 眼二つ:攻められてかろうじて眼形だけで生きること。二目の地しかできない
囲碁用語(も)
- 目算(もくさん):地を目で追って計算すること
- 目数(もくすう):一目、二目という地の数
- 目はずし:第三線と第五線の交点
- モタレ:相手の石に単騎接触し、寄り掛かるようにして打つこと
黒1がモタレ

棋譜再生
- 持ち込み:相手の中に手をつけて行ってその石が取られること。丸損、あるいはそれに近い損をすること
黒1が白4まで持ち込みで丸取られ。黒1では4にハイ、白a、黒bが相場

- もどる:引きと同じ
黒1がもどる

棋譜再生
- 元をツグ:根幹の石をツグこと。入ってはいけないところを、入っていけるように元をツグこと
黒7が元をツグ

棋譜再生
- 模様:勢力圏のこと。確定地ではないが、可能性のある場所
- もりあがる:形がもりあがる。地がもりあがる
- 問題:難しい事件がおこること。疑問点があること
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。
(。・(エ)・。)ノ↓ランキング参加中、ポチ応援をいただけると励みになります。




![]() マイナビ 天頂の囲碁7 Zen(対応OS:その他) 目安在庫=△ |
![]() 基本布石事典(下巻)新版 星、小目、その他 [ 依田紀基 ] |
![]() ヒカルの囲碁入門 ヒカルと初段になろう! [ 石倉昇 ] |
![]() ひと目の詰碁 (マイナビ囲碁文庫) [ 趙治勲 ] |
おはようございます♪
返信削除「囲碁用語備忘録7(ま行)」を拝読しました。(*^-^*)
「めかくし碁:碁盤を見ずに打つ碁」。。。(*'▽')
「曰佐小学校」の読みは難しいですね。
Ounaさま、いつもコメントをありがとうございます。
削除めかくし碁は、碁盤、碁石を使うことなく頭の中に碁盤と碁石をイメージするものです。天才でないとできません。
(。・(エ)・。)ノ