【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
中盤戦に関する格言「切りちがい一方ノビよ」
漢字の読み方「流石」(さすが):「ながれいし」ではありません。
改めて感心するさま。さすが。たいしたもの。
第50期名人リーグ1月までの成績
第50期名人戦挑戦者決定リーグ戦の序列と1月までの成績は、次のとおりです。
序列1位:芝野虎丸(前 名人)0-1
序列2位:余 正麒(前回2位)2-0
序列3位:井山裕太(前回3位)2-0
序列4位:許 家元(前回4位)1-1
序列5位:山下敬吾(前回5位)0-1
序列6位:村川大介(予選突破)0-2
序列6位:関航太郎(予選突破)0-2
序列6位:広瀬優一(予選突破)1-1
序列6位:福岡航太朗(予突破)2-0
この挑戦者リーグ戦は2024年12月から2025年8月まで行われます。
リーグ戦の順位1位者が、一力遼(名人)に挑戦できることになります。
順位の下位4名が脱落となります。
毎月1局行われ、12月は山下敬吾さんが対局無しの月、1月は芝野虎丸さんが対局無しの月であります。
今回は、昨日(2025年1月30日)行われた、村川大介さん(序列6位)と福岡航太朗さん(序列6位)の一戦をご紹介いたします。
黒:村川大介、白:福岡航太朗
白黒、共に星と小目の布石で始まりました。
黒5からの三々入り定石ですが、黒9の下ツケに対しての白10を私は初めて見ましたが、この白10は絶芸と一致していました。難解型を嫌う私には、これは勉強になりました。
白14ニ間トビに対して、普通は隅から動くのですが、黒15のケイマは面白い手ですね。
これも一局。勉強になります。
敗着は白58
隅を受けずに黒15ケイマと迫られたので、すぐさま隅の黒に攻撃をしようと考えるのは、私のような素人考えのようでした。
現代プロ棋士は、悠然と白16シマリ、黒17シマリと大場を占め合います。
この辺りも、序盤の一手という意味で勉強になると思います。
白34、36と右辺で戦いが始まりました。
白46、そして白58が評価値を落としました。
白58では、59ツギを利かして60の切り違いを絶芸先生は示していました。
黒591目トリで右辺黒が強化されて、攻守逆転となりました。
この後は、評価値的に白にチャンスが訪れることはありませんでした。
この碁は、127手まで打たれ、黒番の福岡さんの中押し勝ちとなっております。
まだ、リーグ戦は2戦のみですが、2-0の全勝は、余正麒さん、井山さん、福岡さんの3人となりました。
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大切に読ませていただきます。