井山裕太本因坊に一力遼棋聖が挑戦する第78期本因坊決定戦七番勝負の第3局(持ち時間は各8時間)が2023年6月6日、東京都千代田区の神田明神で始まりました。本因坊戦が神田明神で行われるのは初めてとのことです。
17時3分に井山本因坊が黒79手目を封じ、1日目が終了いたしました。消費時間は井山本因坊が3時間32分、一力棋聖が3時間31分です。
開幕2連勝の一力棋聖が3連勝で本因坊位の初獲得にあと1勝と迫るか、井山裕太本因坊は、負けられない一戦であります。
一日目の最終手は白78(J9)です。序盤は現代AIの打ち方そのもので、私にも分かりやすい碁でしたが、この両者の対局がおとなしく終わることはありません。
黒59(H5)のキリから難解な戦いが始まろうとしています。黒73(K7)のツケが絶芸(最強の囲碁AI)の評価値を下げておりました。黒73で絶芸は(N11)の一間トビを示しておりました。
さて、封じ手予想ですが、高尾九段はA、絶芸はBを予想しておりました。いっしょでは面白くないので、私はCといたしましょう。二日目が楽しみですね。
78手までの手順は外部リンクいたしましたので、そちらでご確認ください。
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