世界の女流棋士24名で争われる第6回呉清源杯世界女子囲碁選手権が本日(2023年6月9日)開幕し、日本からは藤沢里菜六段、上野愛咲美四段、牛栄子四段、仲邑菫三段が出場いたしました。
仲邑菫さんは、惜しくも敗退いたしましたが、残る女流の3強である、藤沢里菜(りな)さん、上野愛咲美(あさみ)さん、牛(にゅう)栄子さんが見事に2回戦を突破し、ベスト8に進出いたしました。
日本女子は強いです。日本勢初の優勝を期待いたします。
それでは、本日行われた藤沢里菜女流本因坊の2回戦の対局をご紹介いたします。
中国ルールでコミは7目半です。
黒:王晨星、白:藤沢里菜
白2、4、6の構えは初めて見ましたが、これは良いですね。今度、使ってみましょう。
黒43は、思いっ切りに両アタリが見えてるので、疑問手だと思います。絶芸(最強の囲碁AI)は、Bを示しています。
左下隅での黒白折衝の早い段階で、絶芸は、白ならばAを、黒ならばBを示していました。この地点が大場だったようです。
白50と待望の大場にまわり、白優勢のようです。
この碁は232手まで打たれ、白の藤沢里菜さんの中押し勝ちとなっております。
総譜は外部リンクいたしましたので、そちらで終局までご確認ください。
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