本因坊丈和vs中野知得(八世:安井仙知)本因坊丈和の先番(コミ無し)です。
1820年4月の対局です。
丈和33才、知得44才。仙知、丈和の対局棋譜は3局残っており、いずれも名局でありますが、この局を関山仙太は「当世極妙碁」の折り紙をつけたとあります。
本因坊丈和は「剛腕」と称されております。ちなみに大平修三先生が「剛腕」「丈和の再来」と言われておりました。
安井仙知=中野知徳で、同じ人です。
昔の人は名前がよく変わるので覚えるのが難しいです。知徳のお師匠さまは、七世安井仙知、知徳は八世安井仙知です。
非常に分かりずらいですね。紛らわしいので、知徳のお師匠さまである七世安井仙知は「大仙知」と呼ばれております。
1820年4月の対局です。
丈和33才、知得44才。仙知、丈和の対局棋譜は3局残っており、いずれも名局でありますが、この局を関山仙太は「当世極妙碁」の折り紙をつけたとあります。
本因坊丈和は「剛腕」と称されております。ちなみに大平修三先生が「剛腕」「丈和の再来」と言われておりました。
安井仙知=中野知徳で、同じ人です。
昔の人は名前がよく変わるので覚えるのが難しいです。知徳のお師匠さまは、七世安井仙知、知徳は八世安井仙知です。
非常に分かりずらいですね。紛らわしいので、知徳のお師匠さまである七世安井仙知は「大仙知」と呼ばれております。
黒1、3 白2、4の小目のタスキの対峙を「本法の布石」と呼ぶそうです。白46の切りから、戦いが始まります。
黒55!急所のナラビとあります。普通に2路下にノビてはいけないのかしら?
白58!厳しいですね。私だと普通に1路下の一間トビでしょう。
白68!今ならツグしかなさそうなので、良いタイミングです。黒77まで一段落です。
白78から隅の地を取りに行きます。白は薄くても地合い先行勝負です。
黒89は厳しく感じます。
白は94、96と軽やかなシノギです。黒は101と打ち込んでさらに戦線を拡大していきます。
ここから、また、難解な戦いが始まりますが、棋譜並べの観点からすると黒101までで十分に堪能できるかと思います。
この碁は259手まで打たれ、黒番、本因坊丈和の2目勝ち(コミ無し)となっております。丈和の攻めと仙知のアマシ、本局は古来より名局として有名であります。
総譜は外部リンクいたしましたので、そちらで終局までご確認ください。
つぶや棋譜2 Viewer左上にある自動再生にチェックを入れますと再生致します。
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