この自戦記は、2か月ほど前に原稿は出来上がっていたのですが、今回、AIの一手(無料のAI)を用いて再度検討し直しました。
AIの一手(無料のAI)は、すべての着手を5段階で評価いたします。
上から、「AIの一手」、「好手」、「凡手」、「悪手」、「敗着」の5段階です。
私の白番の2子局です。
(左図:黒38まで)
「凡手」で評価が少し落ち、「悪手」で評価が大きく落ちます。
局面は、黒38(E8)と右辺にワリウチまで。
黒が17.2目のリードですので、黒38までは全くの互角の進行となっております。
ここまでの「凡手」は以下のとおりです。
黒10、黒16、白21、白33です。
白21は、形が悪いですね。23と引くべきでした。この指摘は納得です。
次の白33が「凡手」と評価されたのには驚きました。
私は良い手と信じて、いつも、こうぶつかってました。(笑)
白33では、35とケイマをAIの一手(無料のAI)は示していました。次善が1路下のコスミでした。
こういう指摘が非常に役に立ちます。
このように囲碁環境は激変しております。
ところが、先日、絶芸が参考図で、このぶつかりを示していました。
もしかしたら、局面によって、変化するのかもしれませんので、結論はもう少し先延ばしして、様子をみたいと考えています。
三角しているので悪手
(右図:白65まで)
凡手は、白39、黒44、黒50、白55と指摘されました。
黒44は、左上隅が普通でしょう。
黒50は当然のツギのようでしたが、手抜いて、左上隅、左下隅、右下隅と他の場所の方が大きいとあります。
逆に言うと黒50がヨセの手で、今、打つべき時期ではないと言ってるのだと推測されます。
白55がダメ出しされました。
AIは、右上隅の白の動き出しを示していましたが、これはちょっと打ちづらいですね。
人間的には、白55でよいのではないかと思います。
黒64が悪手でした。
これは、私の元の原稿でも三角してるので、悪いと書いていました。
それがAIの一手に証明されて、とても嬉しいです。(笑)
元の原稿では、黒64は空いている下辺へと書いていたのですが、下辺は次善策でAIは、右下隅の(P3)を示していました。
これは、プロ級(AI級)の手ですから、人間は、素直に空いている下辺を選ぶのが良いかと思います。
白65までの形勢は、黒が4.1目のリードとなっております。
アマチュアは凡手のオンパレード
(左図:白85まで)
元の原稿では、黒68は鋭い踏み込みとしていましたが、AIも好手と認めております。
凡手は、黒74、黒76、黒80、黒82、白83、黒84、白85とお互いに凡手のオンパレードであります。
これぞ、アマチュアの対局ですね。
白85までの形勢は、白の+0.2目となり、2子局のハンデ差がなくなり、互角となっております。
-7.4目の悪手
(右図:白111まで)
白99は凡手で一路下が良かったようです。
黒102は凡手で逆からの103のアテが良かったようです。
そして、黒104が-7.4目の悪手でした。
104では、108と出れば互角とのことです。
白111手までの形勢は、白の7.8目リードとなっております。
人間的に言えば、白がやや打ちやすい局面ですが、勝敗の行方はまだまだ先のお話です。
111手以下略。
つぶや棋譜2 Viewer左上にある自動再生にチェックで再生致します。
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