*記憶の一局(囲碁将棋チャンネル)
囲碁将棋チャンネルの人気番組「記憶の一局」で、紹介した104局の中より30局(10人の棋士がひとり3局選)を選び、読み物としたのが「人生を変えた一局」であります。
「人生を変えた一局」(囲碁人ブックス)囲碁・将棋チャンネル記憶の一局制作部
「人生を変えた一局」(囲碁人ブックス)囲碁・将棋チャンネル記憶の一局制作部
山下敬吾九段は、記憶の一局のそのひとつに本因坊道策の局を選びました。
道策は、300年以上前の棋士で、当時の一流棋士たちをことごとく先以下に打ち込み、実力十三段と称讃されております。
山下九段が選んだ棋譜は、5子局でした。
*山下敬吾九段の評価
この対局は、道策の手筋がきれいに決まっています。
実戦で、ここまで連続してきれいに筋よく決まることは、今までの囲碁の歴史上を見てもありませんし、これからも、なかなかこれに優るものはないのではないかと思います。
それほどすばらしい手筋ですね。
一生のうちで一度くらいはこんな手筋を決めてみたいと思っています。
実戦で、ここまで連続してきれいに筋よく決まることは、今までの囲碁の歴史上を見てもありませんし、これからも、なかなかこれに優るものはないのではないかと思います。
それほどすばらしい手筋ですね。
一生のうちで一度くらいはこんな手筋を決めてみたいと思っています。
雛屋立甫vs本因坊道策
300年以上前の定石
黒6、12は、違和感がありますが、当時の定石だったとのことです。
手筋の連打
黒52は薄いとのことで、黒78の所に打つのが正解とのことです。
「白75、79、81、83と流れるような道策先生の手筋の連打です。」
これだけ素晴らしい手筋を連発しても黒90と白4子を取り、5子局ということで形勢はまだまだ黒よしとのことであります。
手筋の名局
黒98が悪手とのこと。白101と取られていた石が生還しました。
この碁は、古来から手筋の名局として紹介されております。
総譜は、こちらより、つぶや棋譜2 Viewerで、ご確認ください。
つぶや棋譜2 Viewer左上にある自動再生にチェックで再生致します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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