*初めにお断り
初めにお断りしておきますが、囲碁の本は、有名作家の小説にようにベストセラーになることはありません。
購買層が限られておりますので、出版してしばらくすると絶版になってしまいます。
ゆえに、ここでご紹介した棋書もすでに書店の店頭にはないかもしれません。
その点はご了承をお願いいたします。
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「碁の戦術」 (マイナビ囲碁文庫) 牛窪 高九段 (著), 月刊碁学 (編集)
その中で、「効かし」についての説明が私には特に印象に残っております。
『効かした石は軽く見る』
これは、碁の基本原理のひとつでありますが、言葉では理解しているつもりでも、実戦では、なかなか活用できていません。
棋譜は、1983年の名人リーグ戦です。(黒:林海峰、白:小林覚)
白28(△)は、断点をつないでの当然の一手に見えます。
白28(△)は、上辺一帯の白模様形成と左の黒4子の攻めという面からも魅力あるツギだと普通は考えてしまいます。
この本に紹介されている林海峰先生の局後の感想は次のとおりであります。
*局後の感想
「白28では、Aとマガり、黒△のキリにはBと外されると思っていた。」
と林海峰先生は、局後の感想でこう述べられています。
と林海峰先生は、局後の感想でこう述べられています。
つまり、白Xの2子は、効かした石であるから、すでに用済みであるとおっしゃっているのです。
利かした石を助けようとするのは、碁の基本原理に外れた事だとおっしゃっているのです。
「碁の戦術」の中でも、特に印象に残っている場面であります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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