棋譜再生 |
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問題1
上の2つの図をごらんください。左図、右図、ともに黒1と白に迫ってきました。
白は、取られないように、がんばって2眼の生きを目指しましょう。
手順は、盤面左下の棋譜再生でご覧いただけます。
白2と白は、眼をつくりに行きます。
黒3は、白の眼を欠け眼(カケメ)にしようとしてます。
白4と白は眼を作りに行きます。
黒5とアテ、白の眼をひとつ奪いました。
白6とツギ、(H9)に眼をひとつ確保しました。
また、黒1は逃げられませんので、ここにも1眼あります。
黒7と助けに来ても、白8と遮断することで、黒1を取り切り、白は2眼の生きになりました。
手順は、盤面左下の棋譜再生でご覧いただけます。
白2とナナメに打って、眼をつくりに行きます。
黒3と急所に置いて、白の2眼作りを断固阻止します。
白4とスペースを広げ、白は眼を作りに行きます。
黒5と白の進出を止めますが、白6で(J7)に1眼を確保致しました。黒3の石は、死に石ですから、ここにも1眼ありますので、白は2眼の生きです。
(右図)の答えその2
(右図)
白2とナナメに打って、眼をつくりに行きます。
眼を作る時は、ナナメに打つのが良いです。これは、東京大学出身で、学生本因坊となり、銀行に就職してからプロになった異色の棋士である、石倉昇先生の教えです。
黒3とこちらの進出を止めても、白4でしっかりと2眼できます。
黒5とアテられても、取られなければ良いだけの話ですので、しっかりとツナぎます。白は、余裕の2眼の生きです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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大切に読ませていただきます。