*初めにお断り
初めにお断りしておきますが、囲碁の本は、有名作家の小説にようにベストセラーになることはありません。
購買層が限られておりますので、出版してしばらくすると絶版になってしまいます。
ゆえに、ここでご紹介した棋書もすでに書店の店頭にはないかもしれません。
その点はご了承をお願いいたします。
購買層が限られておりますので、出版してしばらくすると絶版になってしまいます。
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著者:趙 治勲 日本棋院
*まえがき(要約)
この巻は、死活の問われる形を基本型から応用型へ、事典としてまとめたものである。
一応問題形式にしてあるが、詰碁のように一題一題回答を伏せて取り組む必要はさらさらなく、むしろ気ままに読んでいただくほうが本書の内容にふさわしい。
石の死活に関する基本的な考え方を、自然に会得していただこうというのが本書の目的なのである。
何事によらず、基本は大切である。
たとえば本文の冒頭に三目ナカデの形があるが、すべての死活問題は煎じ詰めれば一眼か二眼かということなのだから、三目ナカデは基本中の基本といわねばならない。
ある形について、どうすれば三目ナカデにできるかを考えるようになれば、それを考えなかったときにくらべて、たいへんな進歩といえるだろう。
基本を軽んじては応用もきかなくなるのである。1984年9月 趙 治勲
黒先生きの問題
第11型、黒先生きの問題
黒先:生きの問題です。
派生問題
棋譜再生
手順は、図の左下にある青文字の「棋譜再生」でご覧いただけます。 つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。 つぶや棋譜2 Viewer碁盤の下にある「NUM」で手順が表示されます。
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黒先:生きの問題です。
ずばり、正解図から見ていきます。
直四目は生きの形
正解その1
直四目(ちょくよんもく)とは、まっすぐな4目の地のことです。
直四(ちょくよん)は生きです。
白がどこに入ってきても、黒が手抜きしない限り、2眼できる形だからです。
正解だが2目損
黒生きの問題の答えとしては、完全に生きているので正解ではありますが、正解その1にくらべて2目ほど損をしているので、実戦では、正解その1を使うべきであります。
損の理由は、生きるために黒3と遠慮しなければ、ならないからであります。
派生問題
棋譜再生
コウでは失敗
白4のツケがこの形の急所となっております。
黒は5とホウリコムしか手段がありません。
(注:もし、黒がダメヅマリでなければ、オシツブシの生きとなります。)
コウよりも生きの方が勝るので、前図の遠慮した黒3が正解で、上図の黒3は失敗となります。
続:正解だが2目損
急所はこの黒1です。完璧に生きています。
しかし、これも正解1にくらべて2目ほど損をしていますので、実戦では正解1の直四を目指すべきです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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