眼を作ろう2

2024/10/25

04.囲碁のお勉強

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こんにちは。こんばんは。

ご訪問いただきありがとうございます。

管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ

今回は、「眼を作ろう2」をご紹介いたします。

Let's make eyes 2


欠け眼にならないように

テーマ図:白先いかに

棋譜解説図(数字、記号入り)

テーマ図:白先いかに

白の1眼は確定しています。

つまり、意味深にポツンとある黒1子(D1)を取ればいいだけの問題であります。

欠け眼にならないように気をつけなければいけませんね。

白先:いかに


二目にして捨てよ

失敗図:黒2まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

失敗図:黒2まで

白1と直接行動のアタリは失敗です。

黒2と二目にして捨てられてしまいます。


ウチカキで欠け眼

失敗図:黒4まで


失敗図:黒4まで

黒4ウチカキで欠け眼にされてしまいます。


白押す手無し

白の失敗図:黒8まで


白の失敗図:黒8まで

白5と抵抗しても、黒6が好手で、黒8まで。

白は押す手無しです。


白さんの抵抗

白失敗図:白3まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

白失敗図:白3まで

「いやいや、すぐに二目をトルからいけないのさ。白3と切る手があるじゃないか」

白3のキリは、手筋のように見えます。


白さんの勝手ヨミ

黒の失敗図:白5まで


黒の失敗図:白5まで

「白3キリ、黒4のかかえを交換して、白5と黒2目を取れば、アタリになっているので、黒は欠け眼にする暇がないじゃないか」

なるほど。これはすばらしい手順です。

しかし、残念ながら、これは、白さんの勝手ヨミでありました。

黒4で、妙手があるのです。


ヘコミの妙手

黒の正解図:黒4まで

棋譜解説図(数字、記号入り)

黒の正解図:黒4まで

白3の手筋のキリに対しては、黒4のヘコミが妙手であります。

続いて、白が2目を取っても、すぐに取り返せる形にしています。


二目を取っても

黒の正解図:白5まで

棋譜解説図(数字、記号入り)

黒の正解図:白5まで

白5と二目をトルことはできますが。


ヘコミの効果

黒の正解図:黒6まで

棋譜解説図(数字、記号入り)

黒の正解図:黒6まで

黒6とすぐに取り返すことが出来ます。

黒4のヘコミの効果ですね。


やはり欠け眼に

黒の正解図:黒12まで


黒の正解図:黒12まで

白7から詰めてきても落ち着いて、黒8から応じれば黒12までコウでもなんでもありません。

白は欠け眼にされてしまいました。

白1が失敗でありました。


同じく欠け眼に

白失敗図:黒2まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

白失敗図:黒2まで

白1のハネには、黒2と突っ込みます。

取られてもホウリコミで欠け眼になるのは必至です。

前図に戻り失敗です。


単に切るが正解

正解図:白1まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

正解図:白1まで

大変お待たせいたしました。

正解は白1のキリです。

余計な手を打たずに切る。

単に切るのが正解です。

「タンギリ」です。


欠け眼にならぬスジ

正解図:白5まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

正解図:白5まで

黒2のかかえに白3のアテです。

そして、白5まで。

黒は突っ込むことができなくなっていました。

欠け眼にする手筋を防ぐ見事な手順です。


タンギリの妙手

正解図:白3まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

正解図:白3まで

白1キリに黒2の抵抗は、白3まで。

白1のキリがとてつもない好手でした。

単に切る(タンギリ)が好手でした。


  • 総譜は、こちらより、つぶや棋譜2 Viewerで、ご確認ください。
  • 手順は、図の左下にある青文字の「棋譜再生」でご覧いただけます。
  • つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。
  • つぶや棋譜2 Viewer碁盤の下にある「NUM」で手順が表示されます。

  • 最後までご覧いただき、ありがとうございました。
    よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。



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    囲碁とは黒と白が交互に打って、自分の陣地の大きさを競うゲームであります。碁盤の目は361あり、黒白交互に打つと10の360乗ものパターンがあり、無限の世界と言われております。また、囲碁は、礼節を重んじ、礼に始まり礼に終わる競技でもあります。私はネット碁を楽しんでおりますが、ネット碁のおかげで囲碁は世界中に広まり、世界中で楽しまれるようになりました。囲碁に国境はありません。そんな囲碁の魅力や楽しさを少しでも伝えることができればと考えております。

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