白先:いかに
テーマ図:白先いかに
テーマ図:白先いかに
打てる個所は限られていますが、難問です。
白先:いかに
急所のツケ
白1が急所のツケです。
後続手段は、いかに?
白3は妙手
白1は、黒2で簡単に取られてしまいますが、取られる石を増やす白3が捨て石の妙手です。
隅の特性
黒6とワタるも、白7までオイオトシです。
これで白生きとなりました。
白は巧妙に生きることができましたが、黒には、もう少し抵抗する手段があるようです。
黒の抵抗
黒8トリ、白9ツギで一見、コウのように見えますが、コウにあらずです。
ダメが空いているおかげで、白11とオシツブシにされてしまいます。
黒6は大失敗でした。
正解はセキ
黒としては、黒2とこちらから押さえるのが正解です。
セキが正解です。
白の後手セキですから、黒はこの図を目指すべきです。
自然なハネを考察
テーマ図に戻って、白1のハネを考察してみましょう。
本コウ
黒2、白3アテは、コウです。
本コウです。
これは白が失敗ですね。
万年コウ
白はダメを詰めるより、白3とサガルほうがよいです。
同じくコウではあります。
このコウは「万年コウ」と呼ばれております。
過去記事に「万年コウ事件」がありますので、興味がおありの方はご一読ください。
黒がコウをツゲば、セキとなります。
遠い話ですが、黒がダメ3つを詰めて、本コウに持って行く手段もあります。
もし、白がコウに自信があるのであれば、白1を採用することも考えられるかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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