【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
湯飲み格言「死はハネにあり」
漢字の読み方「宛ら」（さながら）：「あてら」ではありません。
そっくりそのまま。まるで。
先手ヨセを先手で防ごう
テーマ図：白先いかに
テーマ図：白先いかに
ヨセの問題です。
黒からの一線のハネツギは大きなヨセです。
ヨセの花形です。
この黒からの一線のハネツギを先手で防ぐのがこの問題の趣旨です。
「先手」は貴重です。
「先手」と「後手」だけに意識を集中するだけで、勝率アップは間違いありません。
後手での防ぎは失敗
白１のサガリで黒からのヨセを防ぐことはできます。
黒が白１に受けてくれればよいのですが、残念ながら受けてはくれません。
黒は他のヨセにまわります。
ヨセはしたがまた後手
手抜かれたあとの白の後続手段：白４まで
棋譜再生
手抜かれたあとの白の後続手段：白４まで
白２のトビコミが手筋です。
黒３受けに白４と戻って、ヨセはいたしましたが、ここでも白は後手です。
残念ながら白１のサガリは失敗とさせていただきます。
手筋のオキ
白１のオキが正解です。
「先手を取る」が趣旨であります。
趣旨は先手で防ぐこと
当然、黒２と遮断いたしますが、白３、５とビシバシと決めていきます。
黒６は省けないので、白先手です。黒６を省くと、白からコウにされてしまいます。
黒陣をヨセるのではなく、黒からの先手ヨセを未然に防ぐ、白１オキが正解でした。
「先手が大切」の意味が理解できるようになれば、初段は間近だと言えます。
先手の考察
「いやいや、黒がここで手を抜けばいいじゃないか！」
「先ほどの失敗図と、さほど変わらんだろ！」
では、白の後続手段を考えてみましょう。
先手で黒地を白地に
もし、黒が手抜くと、白２から先手で地まで持たれてしまいます。
失敗図とは大きな差があります。
この後続手段を辛く感じないのであれば、手抜きも可能ですが普通は辛いとしたものです。
白１のオキから、先手で相手のヨセを防ぐ手筋の紹介でした。
「先手」と「後手」に敏感になりましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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こんにちは♪
返信削除「先手で防ぐ」を拝見しました。
「宛ら」は「さながら」難解です。(*´ω｀)
Ounaさま、こんにちは。いつもコメントをありがとうございます。
削除宛らは私もなかなか覚えられません。
(｡･(ｴ)･｡)ﾉ