【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
湯飲み格言「ワタリ八目大ザル九目」
漢字の読み方「幼気」（いたいけ）：「おさなげ」ではありません。幼くてかわいらしいさま。素朴なさま。幼稚で愚かなさま。
本日（2024年12月19日）第15回 春蘭杯 世界囲碁選手権の準決勝戦が行われました。
日本勢では、芝野虎丸さんが勝ち上がっております。
ベスト４の内訳は次のとおりです。
日本：１名、中国：１名、韓国：２名
第15回 春蘭杯 世界囲碁選手権
主 催：中国囲棋協会、春蘭集団
優勝賞金：15万ドル
持ち時間：各２時間30分
中国ルール、コミ７目半
第15回 春蘭杯 世界囲碁選手権準決勝
黒：芝野虎丸（日本）白：朴 廷桓（韓国）
黒：芝野虎丸、白：朴廷桓
実戦図：白288まで
実戦図：白288まで
この碁は。288手まで打たれ、白番の朴廷桓さんの中押し勝ちとなっております。
芝野さん、おつかれさまでた。
白176で評価値が黒に傾きました。
大きな黒Ａのサガリ
実戦図：白192△まで
実戦図：白192△まで
実戦は、黒193が、評価値を落とし、互角の形勢となりました。
黒193は、O11と白３子を取ったのですが、黒Ａのサガリがよかったようです。
黒177の時点から絶芸は、この黒Ａのサガリを示していました。
芝野さんは劣勢を意識してか、白216からのコウを仕掛けました。
黒219のコウ取リまでの絶芸の評価値は、白86.6％（白１目）
白220の黒２目アタリまでの絶芸の評価値は、黒76.8％（黒１.５目）となりました。
絶芸先生の参考図
黒221の絶芸の参考図：黒１～白10まで
黒221の絶芸の参考図：黒１～白10まで（白２コウトル、黒５コウトル、白８コウトル）
実戦の黒221ツギで、絶芸先生は上図の黒１とコウ拡大を示しました。
以下白10まで。
この時点では、黒のコウ材の方が勝ったようです。
この参考図での評価値は、黒76.8％でした。
これ以降、朴廷桓さんが堅実に打ち進め、付け入る隙がありませんでした。
芝野さんにとっては、残念な一局となってしまいました。
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