棋書の紹介その11(勝負と芸、我が囲碁の道)

2023/06/12

02.棋書の紹介

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*初めにお断り
初めにお断りしておきますが、囲碁の本は、有名作家の小説にようにベストセラーになることはありません。
購買層が限られておりますので、出版してしばらくすると絶版になってしまいます。
ゆえに、ここでご紹介した棋書もすでに書店の店頭にはないかもしれません。
その点はご了承をお願いいたします。



  「勝負と芸ーわが囲碁の道」著:藤沢秀行(岩波新書 1990年1月22日第1刷発行)



勝負と芸: わが囲碁の道 (岩波新書 新赤版 106)

 

カバー裏には、このように記されています。

勝負と芸ーわが囲碁の道

碁とは、勝負である前に創造であり芸術である。これは囲碁界最高のタイトルである棋聖位を6連覇した藤沢秀行の信念である。そのスケールの大きな独創的な棋風は、自由奔放、豪放磊落な人柄とあいまって多くの人を魅了してきた。この現代の名棋士が、波乱万丈の人生、日本・中国・韓国の囲碁界の現状と将来、自らの囲碁観を縦横に語る。

秀行先生の青年期、名人、棋聖などの数々のタイトル戦、ガンとの闘い、次世代の育成についてなどが記されている文庫本です。秀行ファンを自認するのであれば、ぜひとも一読をお勧めいたします。


 「厚みと実利」より

棋譜解説(数字、記号入り)

秀行先生の解説

私の場合は、知らず知らずのうちに、地の手より厚みの手に行ってしまうのだ。例えば、白1のカケは誰でも打てる。黒は2の一手に白3、5と止め、黒6まではこうなるところ。
次の白7に注目していただきたい。評判は散々で、これに賛成する棋士は一人もいなかった。普通はAか。これは棋風としかいいようがない。

総譜は外部リンクいたしましたので、そちらで終局までご確認ください。

つぶや棋譜2 Viewer左上にある自動再生にチェックで再生致します。

最後までご覧いただきありがとうございました。




(。・(エ)・。)ノ

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囲碁とは黒と白が交互に打って、自分の陣地の大きさを競うゲームであります。碁盤の目は361あり、黒白交互に打つと10の360乗ものパターンがあり、無限の世界と言われております。また、囲碁は、礼節を重んじ、礼に始まり礼に終わる競技でもあります。私はネット碁を楽しんでおりますが、ネット碁のおかげで囲碁は世界中に広まり、世界中で楽しまれるようになりました。囲碁に国境はありません。そんな囲碁の魅力や楽しさを少しでも伝えることができればと考えております。

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