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管理人の柿門です。(｡･(ｴ)･｡)ﾉ
今回は、「問題その22」をご紹介いたします。
白先：生きの問題
（問題図）白先：生き
白先：生きの問題です。
白１のハネは、２の１の急所です。
黒は、一番端っこの（J9）の地点に一眼の形を作らせないためにも黒２とマガリ。
（注：国際座標の横軸のアルファベットの I はありません。Hの次は J となります。）
白３は手数を短くする妙手のホウリコミです。
（失敗図１-２）
棋譜再生←（こちらで手順をご確認ください）
（失敗図１-２）
黒４のトリに白５のアテ、黒６とこちらの眼形を奪われます。
白７とコウを取って、コウを勝てば生きですが、この問題は、「白先：白生き」の問題であるため、残念ながら、コウでは失敗となります。
五目ナカデで失敗
（失敗図２）
棋譜再生←（こちらで手順をご確認ください）
今度は白３と冷静に根本をツギました。
黒４は、白の眼形を奪っています。
白５のアテに黒６がナカデ狙いの妙手です。
白９とスペースを広げても黒10で五目ナカデです。
蛇足ですが、黒５子が取られた後に６の地点に黒が打つと二眼つくることができません。
失敗です。
死活の問題には、この五目ナカデ、三目ナカデとナカデは続出しますので、しっかりと身につけましょう。
二の一に妙手有り
（正解図）
棋譜再生
（正解図）
白１が妙手です。知らないと絶対に打てない手です。
（正解図）
棋譜再生←（こちらで手順をご確認ください）
（正解図）
白３に黒４とコウを取ります。
白はコウを争うのでななく、黙って白５とツギます。
図では見えないのですが、黒６は白１の地点です。
黒は、あくまでも５目ナカデ狙いです。
（続：正解図）
（続：正解図）
図では見づらいですので、おさらいの図の棋譜再生でご覧ください。
黒は作戦どおりに黒８で、五目ナカデにしました。
しかし、白はもうひとつの目を白９、白11で作ってしまいました。
これで、しっかりと二眼の生きです。
これは、難問でした。
白１の妙手は、発見できるものではありませんから、ここで、このような手があるということを記憶に留めておきましょう。
同じスジがいつか必ず現れます。
おさらいの図
棋譜再生←（こちらで手順をご確認ください）
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