AI先生の置碁対局その14

2024/09/09

03.ネット碁

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こんにちは。こんばんは。

ご訪問いただきありがとうございます。

管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ

今回は、「AI先生の置碁対局その14」をご紹介いたします。


*野狐囲碁のAI
野狐9段は、ネット碁での最高段位であり、アマチュアにとって、世界に通用する、最高のステータスであります。

そんな野狐9段に4つ置かせて、ボコボコにするのが、現在のAIの実力です。

野狐囲碁には、絶芸以外にも、いろいろな種類のAIが対局しています。

私は、野狐囲碁に詳しくはないので、詳細は知りませんが、それぞれのAIに実戦を経験させて、研究データの収集をしているのではないかと思っています。

このAIは、4子局と5子局の対局をしていた面白いAIでしたので、ご紹介いたします。ちなみに絶芸は2子局のみです。

いくらAIが強いといっても、一手一手交互に打つわけですから、置碁のハンデはそうそう、無くなるものではありません。

野狐9段相手にそれをどう縮めていくのか、AIの置き碁対局は、とても勉強になる教材だと思っております。


四子局、白:AI、黒:野狐9段氏

実戦図:黒10まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

実戦図:黒10まで

このAI先生は、白1小ゲイマカカリ、白3は三々入りと決め打ちをしていました。

AIにもいろいろあって、面白いです。

三々入り定石は、現代囲碁では必須の定石となっておりますので、左上隅の基本定石、白9までは、絶対にマスターしましょう。


大上段の黒16

実戦図:黒16まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

実戦図:黒16まで

黒10コスミツケから黒12のハサミは、昔からある攻めの基本パターンです。

この白二子を攻めながら、自然と黒地を増やすのが置碁の黒の理想形です。

AI先生は白13とハサミ返し、そして、白15の一間トビ!

「なめとんのか!」と黒16のボウシです。

人間的には、この黒16を許すことは考えられないと思うのですが・・・


武闘派のAI先生

実戦図:白51まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

実戦図:白51まで

白二子を捨てるのかと思いきや、いきなり白17から動き始めました。

そして、あれよあれよという間にコウになってしまいました。

黒50では、ぶち込むそばコウがあり、また、白にはこれと言ったコウ材がなかったので、コウを争っても良かったかもしれません。

とりあえず、右上隅の黒9子は、あっけなく取られてしまいました。

このAI先生は、武闘派のようです。


星への外ツケ

実戦図:白83まで

棋譜解説図(数字、記号入り)
棋譜再生

実戦図:白83まで

白55のキリから乱戦に持ちこもうとしています。

白77は好手です。上辺黒一団が急に心細くなってきました。

正直言って、「これ、四子局だったけ?」といいたくなるような局面です。

しかし、まだ、黒が優勢な事には変わりありません。

白81を気持ちよく効かして、白83!

この星への外ツケは見たことはありませんが、上部の白の厚みを背景にしているので、納得させられます。


多用するキリチガエ

実戦図:白103まで


実戦図:白103まで

黒84下ハネに武闘派AI先生は、白85と切り違えます。

黒90に手抜いて、白91を効かして、白93に戻ります。

この辺の呼吸は、私にはさっぱりです。

白96まで効かして、断点は気にせずに、白97から白99と、黒の大石を狙います。

そして、白102、104のキリチガエです。

武闘派AI先生は、キリチガイを多用しますね。

この碁は207手まで打たれ、白番のAI先生の中押し勝ちとなっております。


  • 総譜は、こちらより、つぶや棋譜2 Viewerで、ご確認ください。
  • 手順は、図の左下にある青文字の「棋譜再生」でご覧いただけます。
  • つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。
  • つぶや棋譜2 Viewer碁盤の下にある「NUM」で手順が表示されます。

  • 最後までご覧いただき、ありがとうございました。
    よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。



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    囲碁とは黒と白が交互に打って、自分の陣地の大きさを競うゲームであります。碁盤の目は361あり、黒白交互に打つと10の360乗ものパターンがあり、無限の世界と言われております。また、囲碁は、礼節を重んじ、礼に始まり礼に終わる競技でもあります。私はネット碁を楽しんでおりますが、ネット碁のおかげで囲碁は世界中に広まり、世界中で楽しまれるようになりました。囲碁に国境はありません。そんな囲碁の魅力や楽しさを少しでも伝えることができればと考えております。

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