【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
中盤戦に関する格言「攻める石にはツケるな」
漢字の読み方「幾何」(いくばく):「いくなん」ではありません。
いくらぐらい。どれほど。少しばかり。あまり。
基本の死活
テーマ図:黒先いかに
テーマ図:黒先いかに
基本の死活です。
初見の方は、絶対に覚えて帰りましょう。
黒先:いかに
黒1のツケが正解
黒1が正解です。
ここまで足を伸ばすことが出来ます。
白2の受けは絶対の一手ですね。
ここで、初心者あるあるコーナーです。
アタリは俗筋
囲碁を覚えたてのころは、石をトルのが楽しくてしかたありませんでした。
碁の勝ち負けより、石をトルことが大切でした。
アタリできるところは、すべて、アタリしていました。
アタリできるところを、ぐっとこらえることができるようになれば、二桁級脱出は間近でしょう。
上図の黒3が打ってはいけないアタリです。
黒5ツギに白6で四直の生きです。
黒3のアタリは俗筋と称されています。
黒3のアタリは失敗です。
コウにする非常手段
失敗図:黒7まで
棋譜再生
失敗図:黒7まで
実は、前図の黒5で、上図の黒5、7と決死のコウにする非常手段はあります。
しかし、この決死のコウの手筋を打てる方であれば、その前に正解図を指し示すことでしょう。
1ツケ3ヒキはセット
黒3ヒキが石の形です。
この黒1ツケ、3ヒキは、セットで覚えてしまいましょう。
白はスペースを広げる白4、6です。
詰め込まれた死活の手筋
この問題は、石の死活の手筋がたくさん詰め込まれています。
黒7とフトコロを狭めます。
黒9と眼形の急所を直撃します。
黒11と欠け眼にします。
この問題を理解して、実戦で使いこなすことができるようになれば、二桁級脱出はもちろんのこと、初段にも手が届くのではないかと思います。
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「死活の手筋が詰め込まれた問題」を拝読しました。 (*'▽')
返信削除漢字の読み、難しい! 日本語はとても難しい、と思います。
Ounaさま、いつもコメントをありがとうございます。漢字の読みは難しいですねー。外国語より国語にもっと力を入れてほしいものです。(。・(エ)・。)ノ
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