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今回は、「第51期天元戦予選A東京1枠決勝戦(2025年1月27日)」をご紹介いたします。
【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
中盤戦に関する格言「模様の両端を結んだ線上が消しの常識」
漢字の読み方「向日葵」(ひまわり):花言葉は「私はあなただけを見つめる」「憧れ」です。
第51期予選Aトーナメント
第50期天元戦は、一力遼さんが芝野虎丸さんを3勝1敗で破り天元位を防衛いたしました。
一力さんへの挑戦権を争う第51期天元戦予選Aが終了し、本戦トーナメントの出場者が出そろいました。
東京15枠
1枠:柳時熏九段、2枠:林漢傑八段、3枠:大表拓都四段、4枠:広瀬優一七段、
5枠:趙治勲名誉名人、6枠:藤沢里菜七段、7枠:曽富康二段。8枠:酒井佑規五段
9枠:本木克弥九段、10枠:蘇耀国九段、11枠:小池芳弘七段、12枠:首藤瞬八段
13枠:張栩九段、14枠:王銘琬九段、15枠:横塚力七段
関西・中部6枠
1枠:村本渉四段、2枠:三戸秀平三段、3枠:鶴田和志六段
4枠:伊田篤史九段、5枠:六浦雄太八段、6枠:大竹優七段
以上21名に、シード選手である、前期ベスト4の4名とタイトルホルダーを加え最終の本戦トーナメントを争います。
趙治勲名誉名人と王銘琬九段のがんばりが目につきました。
また、抽選組み合わせによりますが、藤沢里菜さんvs横塚力さんの新婚決戦が行われるかもしれませんね。
第51期 天元戦
主催:新聞三社連合、日本棋院、関西棋院
優勝賞金:1200万円
持ち時間:各3時間
26名によるトーナメント戦、優勝者が挑戦手合五番勝負に出場
黒:柳時熏、白:関航太郎
昨日(2025年1月27日)行われた予選A東京1枠の決勝戦をご紹介いたします。
黒:柳時熏(九段)、白:関航太郎(九段)
実戦図:黒35まで
棋譜再生
実戦図:黒35まで
黒は星と小目の一間ジマリ、白は星と小目の布石で始まりました。
最近プロの対局では、小目からの小ゲイマシマリをほとんど見なくなりましたね。
カタツキされるのを嫌っているのでしょうか?
右上隅で、三々入りの難解定石が始まりました。
ほぼ互角ですが、絶芸の評価値は、白63.5%となっております。
黒27ノビで絶芸先生はS17を示していました。
白の攻めが不発に
実戦図:白80まで
棋譜再生
実戦図:白80まで
上辺黒への攻めの白64が評価値をさげ、互角の形勢に戻りました。
そして、白66で、黒に傾き、白70が大きく評価値を落としました。
白80までの絶芸(最強AI)の評価値は、黒91.5%であります。
白70では、73とノビた方がよく、実戦は黒にハネ込まれ、黒の眼形が豊富になり、白の攻めは不発となりました。
稀に見る名局
前譜から、黒の評価値は80%~90%台を維持していましたので、黒が優勢に打ち進めているようです。
唯一、黒129までの評価値が、白37.2%でした。そして、白130で評価値が黒91.3%となりました。
これ以降、また、黒の評価値は80%~90%台を推移し、そのまま終局となりました。
この碁は、255手まで打たれ、黒番の柳時熏さんの半目勝ちとなっております。
評価値が最も接近したのは、黒129でした。
それ以前も、80%~90%台だったのです。
絶芸先生は、いつから、この半目勝ちを読み切っていたのでしょうか?
最終半目勝負でしたから評価値ほど黒が悪かったわけではありません。
柳時熏先生の名局でした。
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