【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
有名格言「アキ三角は愚形の見本」
漢字の読み方「論う」(あげつらう):「ろんう」ではありません。
物事の理非、可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。あれこれと論ずる。
ハメ手チックな二線のツケ
実戦図:白8まで
棋譜再生
実戦図:白8まで
この対局は、野狐囲碁での自由対局です。
両者、韓国のプロ棋士で、世界でもトップクラスの打ち手です。
白8と二線にツケてきました。
この手は昔からある手ではありますが、私は実戦で見たのは初めてでした。
実際、白8とツケられたら、黒の立場でどう打てばよいか迷いますね。
第一感、取ろうとするとハマりそうです。
AIで調べてみましょう。
AIの対応手段1
黒1と内側からのオサえならキカシと見て、白2と早めに黒の厚みを牽制します。
黒3は、三々入りを示していました。
黒1で外側からのオサえにも、白2と早めに黒の厚みを牽制していました。
AIの対応手段2
実戦は黒9ヒキでした。
白10ハネから白18と一間に構えました。
黒19とノビた局面をテーマ図といたします。
白先:いかに
デギリが不安
参考図
参考図
ほとんどの方が白Aと受けるのではないでしょうか。または、ツギとかナラビとかデギリを防ぐ手を選ぶのではないでしょうか。
私は白Aをノータイムで打ったと思います。
AIの候補手にも上がっていますから、もちろん悪い手ではありません。
序盤は大場へ
実戦は、黒の厚みを事前に消す白20でした。
これは、AIと一致しています。
この周辺へのヒラキであれば、どれも白Aの受けより勝っていました。
これは、自分の脳内修正をしなければいけないようです。
黒デギリの図
白Aの受けは、上図のような手段を恐れてのものでしたが、黒7と二子を取られても、事前に白20で消しているので、黒の厚みが働くことはないのです。
上図であれば、先手を取れた白は右辺を構えたり、下辺や左上の大場に回れるので、ホクホクなのであります。
ゆえに、黒も参考図のような打ち方はしないということなのです。
実戦の進行
実戦の進行です。白42まで互角の半目勝負です。
黒さんは私が不安視したデギリなど打つことはありませんでした。
まさに、目から鱗が落ちる思いでした。
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今日は「序盤は大場へ」を拝見しました。(*^-^*)
返信削除Ounaさま、いつもコメントをありがとうございます。
削除_(._.)_