「依田流並べるだけで強くなる古碁名局集」著者:依田紀基 より
黒:岩本薫(八段)白:呉清源(九段)手合いは先相先、1953年12月の対局です。
今、黒39(R14)とノビたところです。みなさんなら白40をどこに打ちますか?
私は、空いている上辺のN3に打ちたいです。本因坊秀甫は、小目からの一間シマリを見たらすかさず、ここに打っていました。
呉清源先生は、なんと!
白40と左辺に打ち込みました。
それも強い黒の方に近寄っています。凡人には真似できませんし、真似しない方が良いと思います。深いヨミがあっての事です。
さて、黒41に対して、みなさんなら白42をどこに打ちますか?
黒41に対しての白42が依田先生曰く、「The手筋」です。
白42に対して
左図:黒1とブツカってくれば、白も2とブツカリ、黒3には白4とワタリます。
右図:黒1には白2のハサミツケを用意しています。
そこで、岩本先生は慎重に黒43と応対しました。
ここで、白46のハネが手筋です。白52のアテまで効きます。
白58と断点をツグ箇所はここです。
黒59のキリに対しては、白60と外すのがこれまた手筋だそうです。私であればノータイムで62と継ぎます。
打ち込んだ白一団が無事に頭を出して、ここから難解な戦いが繰り広げられます。
この碁は、285手まで打たれ、持碁(ジゴ)となっております。
総譜は外部リンクいたしましたので、そちらで終局までご確認ください。
つぶや棋譜2 Viewer左上にある「自動再生」にチェックで再生致します。
最後に本書にある、依田先生のすてきな文章をご紹介いたします。
無意識で浮かぶように何度でもいい碁を並べるのです。
棋譜を鑑賞して「この手、素晴らしいなー」、「良い手だなー」と感じる事ができるのは、碁をやっていないとできないことなので、囲碁やっていて良かったです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしかったら、ご感想などをコメントでお聞かせください。
(。・(エ)・。)ノランキング参加中。

にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。