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管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「自戦記その12」をご紹介いたします。
野狐囲碁は中国ルール
2023年10月8日、野狐囲碁での対局です。
野狐囲碁は、現在では、中国ルールとなっております。
最初は、日本ルールでした。
野狐囲碁での自分の対局結果を調べると、2022年6月11日の結果は、7目半勝ちとあるので、これまでは日本ルールだったと言えます。
野狐囲碁での対局が少ないので、詳しいことは分かりませんが、2023年4月には中国ルールと棋譜タイトルにありますので、この間にルールが変わったのでしょう。
中国ルールになると白勝3又1/4子などの表記になりますが、対局結果を見ると、この表記がひとつしかありませんでした。
私は、野狐囲碁では、圧倒的に中押しでの決まり手が多いのです。
これは、パンダネットでの成績とは大きく異なっております。
中国人特有の何かがあるのでしょうか?
0.5子=1目
ここで、中国の目数の数え方をご紹介いたします。
先ほどでた、白勝3又1/4子を日本語に訳すと、白6目半勝ちとなります。
0.5子=1/2子=1目であります。
黒勝ち1/4子は、黒半目勝ちとなります。
黒勝ち3/4子は、黒1目半勝ちとなります。
黒勝1又3/4子は、1が2目、3/4子は、黒1目半なので、足して、黒3目半勝ち。
黒勝3又1/4子は、3が6目、1/4子は、黒半目なので、足して、黒6目半勝ち。
覚えるほどではございませんが、ご参考までに。
互先、私の黒番です
互先、私の黒番です
白18まで
(上図):白18まで
中国ルールだからってとくに気にはしていません。
最後にダメを全部ツメるのが面倒くさいなあと思いながらも、その経験は、ほとんどありません。
ほとんどが、中押しで勝負が決まるからであります。
白18のアテには、素直に黒Aとツグ方が良かったです。
黒25まで
(上図):黒25まで
勢いコウになりましたが、黒25では、Aのコウの解消をAIの一手(無料のAIソフト)は示していました。
このコウ、白は負けても、あまり痛くはないのですが、黒が負けると、とてもとても痛いのです。
ゆえにコウにしたこと自体、黒が良くなかったといえると思います。
黒43まで
棋譜再生
(上図):黒43まで
私は小目からのシマリは、小ゲイマシマリでほぼ100%です。
しかし、この局面だと大きく構えたくなったので、黒43と二間シマリを採用してみました。
プロはよくこの二間シマリを打っていますが、隅はスカスカでありますし、ツケからのいろいろな変化が面倒なので、私は、ほとんど打ったことはございません。
たまたま、気分で打ちましたが、基本は小ゲイマシマリで変わることはないと思います。
この時点でのAIの一手の評価値は、白3目ほどのリードであります。
白56は種石でした
白58まで
(上図):白58まで
実戦の白58が敗着マイナス5.6目と大きく評価を下げました。
ここは、白56と切った石の顔を立てなければならないところでした。
白58の参考図
(上図):白58の参考図
実戦の白58では、このように動き出すことが予想されます。
白56は、種石(タネイシ)または、要石(かなめいし or ようせき)と呼ばれる大切な石でした。
黒89まで
(上図):黒89まで
白66(R10)が評価値を落としました。
66では、68のキリをAIの一手は、示しておりました。
また、66と67を交換した後での68のキリはあまりよくなかったようです。
このお相手の白さんは、キリがお好きなようで、また、白78と切られました。
しかし、黒89まで、白の形があまりよくないと思います。
ここでは、黒が打ちやすいかなと思ってました。
AIの一手の評価値的には、黒8目ほどのリードとなっております。
89手以下略
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