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管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「AI先生の置碁対局その15」をご紹介いたします。
AI teacher's Go game part 15
そんな野狐9段に4つ置かせて、ボコボコにするのが、現在のAIの実力です。
野狐囲碁には、絶芸以外にも、いろいろな種類のAIが対局しています。
私は、野狐囲碁に詳しくはないので、詳細は知りませんが、それぞれのAIに実戦を経験させて、研究データの収集をしているのではないかと思っています。
このAIは、4子局と5子局の対局をしていた面白いAIでしたので、ご紹介いたします。ちなみに絶芸は2子局のみです。
いくらAIが強いといっても、一手一手交互に打つわけですから、置碁のハンデはそうそう、無くなるものではありません。
野狐9段相手にそれをどう縮めていくのか、AIの置き碁対局は、とても勉強になる教材だと思っております。
四子局、白AI、黒:野狐9段氏
実戦図:白17まで
棋譜再生
実戦図:白17まで
白1小ゲイマガカリ、白3三々入りを得意布石としている、AI先生です。
シチョウが悪い場合に白7と飛ぶのは、実戦のように出切られて、シチョウに抱えられて、よくないと思っていたのですが、私の勘違いでしたか。
AI先生はお構いなしです。
いきなり白15とシチョウアタリです。
野狐9段氏は、現代流で黒16と大きく取ります。
昭和の時代の考え方は、味良くポン抜く一手でした。
AI先生は、連打して白17とサガリました。
これは勉強になりました。インプットすることにしましょう。
カッコイイ黒28
実戦図:黒28まで
棋譜再生
実戦図:黒28まで
黒22の攻めに対して、手抜いて白23と手を入れました。
私などは、黒22に対して、飛んで逃げるか、三々に入って交わすかの二択しかありませんでした。
白25のワリウチは勉強になる一手です。
黒26は星から大ゲイマに詰める方が普通だと思います。
黒16の弊害で、白27のような手が生じますが、続く黒28がすこぶるカッコイイです。
シチョウからの逃げ出しを黒28は防いでいるのと同時に、上辺の白一子にもプレッシャーをかけています。
この9段氏は強いです。
ここまでの形勢は、黒が四子局のリードを保ったままです。
白51から決戦へ
実戦図:白51まで
棋譜再生
実戦図:白51まで
白33ツケ一発から白35を効かし、白37と三々に入りました。
黒38は最強の受けです。
そこで、武闘派AI先生は白39とキリチガエます。
左辺でのゴチャゴチャをうまくまとめて、武闘派AI先生の白51打ち込みです。
激戦の結果
黒52と最強に攻めます。白53、55とまともに動き始めましたが、突如白57と左辺へ。
黒は手抜いて、黒58と鍵を下ろしました。
白59からシチョウを逃げ出し、先手を取って、白67へオキ。
この辺りは折衝は、私には理解不能なのですが、AIの一手(無料のAIソフト)の形勢判断は、黒が約30目弱のリードですから、健闘しています。
激戦です。
黒108、112、114が評価値を下げています。
白121と打たれると右上隅の黒が心配になってきました。
白121までの形勢は、黒のリード約9目ほどとなっております。
ところで、左上隅の白と左辺の黒は、終局までこのまま手付かずでした。
この碁は159手まで打たれ、白番のAI先生の中押し勝ちとなっております。
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